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入社前と話が違う!?転職失敗ケースから学ぶ「転職先の見極め方」 [転職・キャリアコラムVol.138]

こんにちは リージョナルキャリア(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの荒井です。

転職活動を行う上で、やりたい仕事ができるのか、残業時間はどれくらいなのか、
職場の雰囲気はどうか、と不安に感じる人もいるでしょう。
事前に聞いている話を鵜吞みにし、後々「事前に聞いていた話が違う」と後悔される方も多くいらっしゃいます。

後悔しない転職活動の参考に、実際にあったケースをお話しします。
下記は、ご自身やほかの転職エージェントを通して転職したものの「転職を失敗してしまった」と、弊社にご相談いただいた際のエピソードです。

転職して後悔したケース



仕事内容が違う



Aさんは工場のマネジメントとして管理業務をミッションに入社されました。メンバーの管理業務を行うマネージャーが現状でいなくて困っているとの話で、一部、自身でも作業があるとは聞いていました。しかし、入社してみると人員が聞いていた話より少なく、明らかにマンパワー不足。しかも、入社して数ヶ月の知識も経験も不足している若手社員が数名いる程度の職場環境でした。
入社後は、マネジメントだけでは仕事が進まず、自身で主担当として作業を行う必要があり、結果として今まで培ったマネジメント経験は生かせない環境への転職となりました。


残業時間が違う



Bさんは過去に、ある転職エージェントを利用して転職活動を行いました。
Bさんは家族の事情で残業時間を30時間程度まで減らしたいという希望があり、残業が30時間未満の求人をエージェントに探してもらいました。
そして、エージェントから提案があった求人は、Bさんの経験を生かせて残業時間は30時間程という希望に合うものでした。面接では人事担当から残業は25時間程と聞き、会社HPにも平均残業時間25時間と記載があったため、もちろん信用してご入社されました。

入社後1ヶ月ほどは研修期間もあり、予定通りの働き方でしたが、研修が終わってからは毎日2時間、3時間と残業しなければ間に合わない業務量となり、気付けば毎月60時間の残業。
HPに記載されていた平均残業時間25時間とは、実は残業代が支給される時間として25時間しか申請ができない社内ルールがあり、労務管理がしっかりとなされていない会社に転職してしまったということです。


社風が違う



Cさんは1次面接、2次面接と選考でお会いする人事担当やマネージャー、役員の方の印象から、素晴らしい人が多く良い社風の会社だと感じ入社を決めました。
しかし、いざ配属先に出社すると、全員が自分の仕事に集中して仕事に追われており、わからない事があっても常に皆が忙しそうで、非常に質問しづらい雰囲気がありました。また、勇気を出して質問しても答えは淡泊で満足する答えも得られません。
一方で自分なりに考えて仕事を進めると「ここが違う」と注意されてしまいます。面接時には、これまでの選考でお会いした方々の印象やお話の内容から、チームワークが取れ、わからない事も聞きやすい社風だと期待していましたが、入社した印象は全く逆の社風だと感じました。



転職する前に確認するべき点


上記のケースで気を付けるポイントをご紹介します。

配属先の人員構成を確認する



組織構成を確認することで、その部署の忙しさなどが想像できます。
また組織の年齢構成がいびつな場合は、必ず理由があるので確認しておくとよいでしょう。
忙しさと給料が見合わない会社ほど、20代・30代が退職で抜けていき、中間世代の少ない組織構成となっていることが多いです。


業界平均の残業時間から推測する



忙しいとされる業界は残業が多いとされることが多いです。その際は「業界として忙しいという認識ですが、その中でも御社の残業がそこまで少ない理由を教えてください」と残業が少ないかどうかではなく、残業が少ない理由を確認してみてください。もちろんその年の業績で残業時間が大きく変化することもありますので過去3年程度の平均残業時間も確認してみるとよいでしょう。


客先から想像する



納品先や営業先がどのような業界で、教えてもらえるのであればどんな会社か具体的に確認してみましょう。
営業先が土日も営業している場合、土日に勤務しなくてはいけない状況が発生しやすいです。また、営業先が遅くまでやっている場合、夜遅くに対応を求められることがあります。


現場で実際に働く社員に話を聞く



人事担当が全ての部署の働き方を知っているわけではありません。
また、採用に困っている会社ほどデメリットとなる情報は伝えない傾向があります。
ですので、実際に働いている現場の社員に会える場をセッティングしてもらい、現場の声を直接聞くことで本当の内情がわかります。
※会社でセッティングしてもらう場合、「入社意欲が下がることは言わないように」と事前に求職者に話す内容を社内で決めている可能性もありますので、気になることは納得するまで質問することが大切です。


会社自体に魅力を感じ入社する



会社自体に魅力があれば、ある程度聞いていた話と異なる部分があっても働き続けることが可能なケースが多いです。条件だけではなく将来性や事業内容、会社のビジョンからやりがいを見出しましょう。


転職エージェントから過去入社した方とコンタクトを依頼する



転職エージェントにより、できる・できないはありますが、過去に入社された方とお話しができるか聞いてみるという方法もあります。実際の働き方を一番理解しているのは内部で実際に働いている社員です。転職の際に気になることをフラットに話せる方とのコンタクトは非常に貴重な機会です。



このように、事前に聞いていた話と異なるケースは珍しいことではありません。
大丈夫と思える根拠を自分で見いだし、選択することが重要です。

また、転職後に感じるギャップは多かれ少なかれ、誰にでも起きることです。
業務に慣れたり、職場環境に馴染んできたら解消されることもたくさんありますので、まずは受け入れる体制で努力することが前提です。
今回は、後悔しない転職のために、転職前にできることをお伝えしましたが、
転職後に心がけることとしてまとめた記事もありますので、こちらもあわせてご覧ください。
『転職者の心得7つ』~転職成功は入社後の出だしが肝心~

「こんなはずじゃなかった」という転職にならないためのお手伝いができればと考えておりますので、お気軽に相談できる関係を築ければと考えております。

 

この記事を書いたコンサルタント:

荒井 勇貴(Arai Yuki)
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:愛知
1990年東京都生まれ。大学卒業後、求人広告会社にて、新卒向け採用広告の営業に従事。
5年目に大阪支社マネージャーに昇進し、プレイングマネージャーとして
関東、東海、北陸、関西の企業や大学を担当しながら、メンバーのマネジメント、講演等を行う。
2021年、愛知県にIターンし、株式会社リンク・アンビションに入社。
愛知県の転職をお考えの方はぜひ荒井にご相談ください。

 
 

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