リンク・アンビション
について
転職
をお考えの方へ
中途採用
をお考えの方へ

転職コラム&ブログ

【実践:面接編】大量失点を防げ!よくある質問とその意図 [転職・キャリアコラムVol.122]

こんにちは 
リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)
キャリアコンサルタントの種市です。

これまでは面接のパート別に効果的な対策を書きました。

▼これまでの面接対策に関するコラム
【実践:面接編】大まかな面接の流れを知ろう ~経歴・転職理由・志望動機~
【実践:面接編】面接官が聞きたい転職理由
  

途中までうまくいっていた面接でも、失言などにより急に評価が下がることもあります。
今回はマイナス印象を避けるポイントを抽出しました。

「仕事上の成功談(体験)を教えてください」



成功談では「成果」を聞きたくて面接官は質問をしています。
成功談からは仕事のレベルや力量が図れます。

具体的な数値 (売上実績、 プロジェクト期間・量・予算規模など)を聞きたいのですが、
抽象的な武勇伝を語ってしまうと、言語化能力や本当にその人の実力なのか疑問符がついてしまいます。
 
 
大きなプロジェクトであるほど様々な困難があることは確かですが、
「計画段階から各プロセスで様々な逆風を跳ね除け何とかやりきりました」と話してしまうと、
極端な例ですが、折角の成果が台無しになってしまいます。

丁寧な面接官であれば深堀りして細かく質問していきますが、
ジャッジの早い面接官は、この段階で「説明能力は低い」とジャッジしてしまいます。
どんな職種でも入社すれば色んな方とコミュニケーションが必要となる為、
言語化能力はある程度どの職種でも必須能力となります。
 
 
閑話休題、コミュニケーション能力という定義が曖昧な言葉がありますが、自分が発する言葉より聞き手としての要素がコミュニケーションにおいては重要だと考えています。
私の定義としては「自分が気持ちよく話せたという事は相手が優秀である事の証明」と捉えています。


「給与額はいくらを希望しますか?」



これはとても回答が難しい質問です。
質問の意図としては、給与額の設定材料として聞いていることが多いです。
また「自身の評価を客観的に捉えられているか」を見ていることもあります。

ポイントは「客観性」
自身の経験・能力・年齢などから総合的に判断し、現実的なラインを伝える必要があります。


ここでの失点は客観性がない給与アップを伝えてしまうケースで、
「大学の同級生がこのぐらいもらっていたので」
「ネット(TV)で見た同業種の人がこのくらいもらっていた」
「求人票に書いてあったので」
これらは実際にあったケースですが、面接官の本音として、とても印象が悪いです。


基本的な人物像として、綺麗事だとしても自分で給与を勝ち取る方が理想とされています。
他責傾向の強い回答は、給与質問以外でも嫌われる傾向があります。
要は給与アップの希望を伝える場合「根拠」が必要となります。

前述の成功談ともつながりますが、現職での成果を言語化しておくことが希望給与を伝える場合でも重要となります。
実績がある方が給与アップを希望と伝える事には面接官も納得します。
 
 
その他、実績よりも弱いですがプライベートな理由も根拠になります。
住宅を購入してローンがある事や、お子さんに関する費用が今後増える等は根拠となります。

とは言え、謙遜した金額を伝えてしまうとそれが給与算出の企業側の根拠となってしまうので
この設定ラインがとても難しく、これについては各担当コンサルタントと相談するとよいと思います。

最後の質問タイムは大量失点の可能性も



以前、質問についてコラムを書いています。
面接対策 一次面接編:「最後に質問ありますか?」の模範回答とは

このコラムでは給与・休日などタブー項目に触れていますが
書ききれていない大量失点の可能性があります。


「何か聞かなければ」と安易な質問をするのは大変危険です。

従業員数や主要取引先など、企業HPを調べればわかる項目については企業分析として大量失点となります。
極端に言えば、うまく進んでいる面接では準備していない余計な質問はしない方が良いです。
転職理由から志望動機に繋げ、意欲を伝えてきたのに
最後の最後で矛盾が生じてしまうと、面接自体のストーリーが崩れてしまいます。

また抽象度の高い、業界や事業の今後についての質問も答えづらいです。
未来の話は不確実性が高いため、自社従業員に話す内容と、外部の方にお話しできる内容が異なる場合もあります。
前提条件と理解度など、外部要因が絡むため、どこまでの内容を話した方がよいか面接官も分かりづらいためです。


以前のコラムでも書きましたが、相手が聞いて欲しそうなことを聞くことが内定前としてはベターです。

当社では質問例も用意していますので、面接に進んだ際は確認してみて下さい。
面接まで進めば一期一会、是非チャンスを活かすよう失点を避けていきましょう。



 

この記事を書いたキャリアコンサルタント


種市 一仁
Taneichi Kazuyoshi
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:静岡
2004年に株式会社リクルート入社(タウンワーク仙台版創業期)、
2007年に営業リーダーに昇格。
2008年に株式会社リクルートHRマーケティングへチーフ職で転籍、
企業へ人材採用を提案するとともに、自社メンバーの教育を行う。
2010年、3Q東西事業部 最優秀チーム賞受賞(40チーム中)。
2011年にリクルートHRマーケティングを退職し、
「働きたい場所で働く」ために静岡県にて株式会社リンク・アンビション設立に参画。
2014年に浜松拠点を立ち上げ、拠点長に就任。




「大切な人のそばで、らしく暮らす。心が安らぐ街で、あつく働く。」
家族志向の移住、上昇志向の転職を実現したい方はご相談ください。







< リージョナルキャリア静岡 LINE公式アカウントをはじめました >
静岡の転職・キャリアに関する最新情報収集はこちらから!
ぜひお友だちになってくださいね^^

LINE公式アカウント 友だち追加



< リージョナルキャリア愛知 LINE公式アカウントをはじめました >
愛知の転職・キャリアに関する最新情報収集はこちらから!
ぜひお友だちになってくださいね^^

LINE公式アカウント 友だち追加