静岡での暮らし方(印象的な静岡への移住理由) <転職コラムVol.062>
コンサルタント 伊藤静岡県へのU・Iターン
2021年07月21日(水)
キャリアコンサルタントの伊藤です。
先日、県外に住む親戚から「知り合いが静岡への移住を考えているからアドバイスを」と相談を受けました。
農業を生業に静岡暮らしをする事を検討しているらしく、色々な人に相談しているとの事。
私に相談したかったことは、子供に習わせるスポーツチームについてでした。
静岡県はサッカー王国と呼ばれ、子どもから社会人、シニアまでサッカーチーム数は1049チームあります。
なかなかのチーム数だと思いますが、全国1位は東京都で2145チーム。
静岡は全国では7番目のチーム数だそうです。
移住を考えているその方は、静岡県の西部エリアを候補に挙げており、どの地域に魅力的なチームがあるのか情報収集されているとの事でした。
Jリーグの下部組織もあれば、数十年続く街クラブまで様々なチームがありますが、小学生の年代は楽しくプレーする事が一番とアドバイスしつつ、いくつかのチームについて特徴をアドバイスさせて頂きました。
これまで、「暮らしたいところ 静岡で思い切り働く」ことを実現するため、様々な方のご支援をさせて頂いておりますが、
「首都圏で培ったキャリアを今後は地元・静岡の企業で活かして貢献したい」
「家庭の事情でUターンしたい」「自然豊かで生活に不便のない静岡で子育てしたい」と、静岡への移住にはそれぞれの理由があります。
きっかけは、必ずしも「転職」が先でなく、「移住」のために転職をされるケースもありますが、これまでのご経歴において高い実績をあげてきた方、成果を上げてきた方は、静岡県への移住後、新しい会社においても一層ご活躍されています。
その中には、趣味や遊びなどの私生活においても本気で、手を抜かないという方も少なくなく、元を辿ればそれが移住を考えたきっかけであるという方もいらっしゃいます。
今回は、中でも印象的だった静岡への移住理由の一例をご紹介します。
《アニメ舞台編》
静岡県東部エリアの沼津市は『ラブライブ!』というアニメの舞台にもなっており、そのアニメが好きで移住された方が過去に数名いらっしゃいました。アニメで見る景色が広がる中で暮らしたいと、移住を決断されたと伺いました。
クライアント企業の人事担当者からも「同様の理由で転職した社員がいる」と聞く事もありますので、東部エリアへの移住理由の一つとして浸透している印象です。
《釣り好き編》
海釣りが趣味で毎年数回は静岡県に来られていた30代の男性は、思い切って家族と一緒に静岡へ引っ越して来られました。太平洋の荒波で有名な遠州灘、日本一深い駿河湾、そして伊豆半島と静岡県には多くの釣りポイントがあります。アジ・サバ・イワシなどの小型の魚や、投げ釣りではキスやカレイも釣れるそうです。
「仕事帰りに港で釣り糸を垂らす生活が夢でした」と嬉しそうに話される様子が印象的でした。
《Jリーグ好き編》
静岡のJリーグクラブが好きで移住される方もいらっしゃいます。
30代のITエンジニアの方は関東で暮らしていましたが、静岡のチームを熱烈に応援していたそうです。関東で行われるアウェーゲームを年に数回観戦されていたそうですが、ホームスタジアムの熱狂的な雰囲気の中で応援したいとの思いから静岡市へ移住されました。
移住後はシーズンシートを購入し、ホームゲームは全て観戦されているとの事でした。
《マリンスポーツ編》
実は、静岡は魅力的なサーフポイントや、スキューバダイビングスポットが多数あり、「海の近くに住んで、早朝にサーフィンをしてから出社したい」ということで静岡で暮らすことを決めた方や、「趣味であるスキューバダイビングをして生活したい」ということで東部エリアで暮らすことに憧れを持ち移住された方もいらっしゃいました。
話は逸れますが、先日7月15日には牧之原市に日本最大規模の“サーフィンができるプール”「静波サーフスタジアム」がオープンしました。
国際大会を開催できる要件を満たしていて、16日から東京オリンピック アメリカ代表が事前合宿で利用しているそうです。
8月からは一般客の利用も開始されるので、「平日は仕事に思い切り打ち込み、週末はサーフィンを楽しみたい」という方が近隣では今後も増えていくかもしれませんね。
暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させた方へのインタビュー記事『リージョナルHERO』でも、
特に転職をしなければならないという状況ではないけれど「静岡へ移り住む」ことを希望されてUターン転職を実現された方の事例をご紹介しています。
首都圏で勤務し、まとまったお休みには趣味のサーフィンを楽しんだり実家の茶畑を手伝いに静岡へ帰省されていた早坂さん(仮名)。
責任とやりがいあるポジションで活躍される中、静岡への移住により、収入面、利便性、つきあう人など環境が大きく変わるかもしれないという葛藤や、それでも静岡へという思いに至った経緯などをお話いただいています。
転職後は、ご経歴を活かして地域のために働くことで地元への貢献感を感じながら、週1でサーフィンを楽しまれるなど「暮らしたいところ 静岡で思い切り働く」ことを実現されています。
転職前の仕事内容も、静岡で暮らしたい理由もそれぞれですが、夢の実現のために行動を起こし充実した生活を送られている話を聞けると、こちらまで嬉しくなります。
前回のコラムにも書かせて頂きましたように、私はほぼ無趣味と言って良い40代男性ですが、
そんな私でも静岡は暮らしやすく、穏やかに生活が出来ています。
多趣味の方も、趣味をこれから見つける方も、是非静岡で暮らしてみては如何でしょうか。
■この記事を書いたコンサルタント:
伊藤 雅隆(Ito Masataka)
静岡県で心豊かに暮らし、やりたい仕事に本気で打ち込みたいという方の価値観やお考えに寄り添った転職支援を行っています。
ご自身の大切にされていることをお気兼ねなくお話しいただけますと幸いです。
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