静岡県に住むコンサルタントが中部の人気居住エリアを紹介 【草薙エリア編】 <転職コラム Vol.069>
コンサルタント 内田静岡県の暮らし・制度
2021年09月15日(水)
こんにちは コンサルタントの内田です。
静岡県に住むコンサルタントが、中部の人気居住エリアの≪ 歴史、交通の便、景観、レジャー、家賃相場などなど ≫を地元目線でご紹介させていただきます。
是非、県外から移住または県内で転居される際の参考にしていただければと思います。
今回は『草薙エリア』をご紹介します。
草薙エリアは、静岡県の中部に位置する、静岡市内の一部エリアの呼称です。
静岡駅からJR東海道線で2駅、私鉄静岡鉄道でも10分程度で新静岡駅まで通勤できる、交通の便の良さが人気のエリアです。
歴史
草薙駅から北に上って行くと、日本武尊を祭る「草薙神社」が有ります。その日本武尊が持っていた「草薙剣」がこの土地の名前の由来となっているそうです。
「草薙神社」では毎年9月になると、長い筒状の花火(龍勢)の巨大バージョンを打ち上げる「草薙神社大龍勢」が行われます。神社に続く道に露店が出て地元の方々でにぎわいます。
(※2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止)
交通
草薙エリアの大きな特徴として、JR東海道線の草薙駅、私鉄静岡鉄道の草薙駅の2路線の駅があり、非常に交通の便が良い点が挙げられます。
JRを利用すれば6分で静岡駅に到着します。静岡鉄道(通称:しずてつ)を利用すると、
9駅13分と約2倍の時間がかかりますが、その分多くの駅に各駅停車してくれたり、
通勤ラッシュは避けられる等のメリットがあります。
シーンに応じて上手に使い分ける方が多いようです。
またJR草薙駅は2016年に改築工事が完了し、これまで南口のみでしたが北口も新設する事により、利便性が格段に向上。
1日の利用者数は令和に入ってから10,000人を超えており、お隣の「清水駅」を抜いているそうです。
この事からも、草薙エリアの人気が上昇している事がうかがえます。
生活エリア
草薙駅前には、昔からある商店街が幹線道路まで続いています。
古くから営業している店舗が多く、特に居酒屋が多い印象です。
というのもこのエリアには、静岡県立大学と、常葉大学という2つの大学があり、多くの学生が駅を利用している為、周辺には小型の飲食店が多く見受けられます。
中でも地元民に圧倒的な人気を誇るのが「やきとり道場」。
チェーン店では無く、昔からこの商店街で営業している老舗居酒屋です。
テイクアウトが出来る為、夕方になると長蛇の列が出来ます。
土日は約30分~40分待ちですが、ほとんどの焼鳥が1本100円とリーズナブル。
一人のお客さんが30本くらい購入していきます。
子育て、教育
JR草薙駅から徒歩1分のところには、学校法人星美学園が運営する静岡サレジオがあります。
サレジオは、幼稚園、小学校、中学校、高校が同一敷地内にあり、
幼稚園は園庭が芝生であったりと、のびのびと気持ちよく過ごせる保育環境。
教育面にも力を入れており、中高一貫校である静岡サレジオ高校からは、
過去3年間に、
・東京大学をはじめとした国公立大学に37名
・医学科のある名古屋大、名古屋市立大学、浜松医科大などの医学科をもつ大学へは32名
・提携校である上智大学へは67名
・早稲田、慶應、東京理科大といった私立大学など
数多くの有名大学への進学実績があります。
道路を隔てて向こう側には常葉大学があり、また、静岡県立大学、静岡県立美術館もあるなど、教育や文化施設が多いエリアです。
住宅事情
草薙駅前にはタワーマンションが聳え立っていますが、少し歩くと閑静な住宅街が広がります。
学生が多い事もあり、他エリアに比べるとワンルームアパートが多い印象ですが、
家族向け2LDK~3LDKのマンションも多く、家賃は6.85万円(2~3LDK)。
東静岡駅や静岡駅から電車で6分圏内にもかかわらず、家賃を安く抑える事が出来ますが、
草薙エリアは現在非常に人気が出てきはじめており、今後家賃は上がる可能性がありそうです。
次回は清水駅周辺をピックアップしてご紹介します。
この記事を書いたコンサルタント:
内田 康太(Uchida Kouta)
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▼東静岡エリアについてご覧になりたい方は下記記事をご覧ください。
静岡県に住むコンサルタントが中部の人気居住エリアを紹介 【東静岡編】 <転職コラムVol.068>
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