コンサルタント 原口静岡県の暮らし・制度 2024年5月29日(水)
こんにちは、リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)
キャリアコンサルタントの原口です。
弊社は、静岡県および愛知県に特化したミドル・ハイクラス × Uターン転職支援事業を行っている会社です。
2011年の創業以来、現在までに1500名を超える転職希望者の良縁を作ってきました。
ちなみに、弊社は人材紹介事業を生業としておりスポーツ事業とは無縁です。
そんな弊社は、現在ベルテックス静岡や静岡ブルーレヴズ、藤枝MYFC、清水エスパルス、エスパルスドリームレーシングなどのプロスポーツチームをスポンサードしたり、年間シートを購入したり、株主になって応援するなど様々な形で支援させていただいております。
弊社がスポーツチームを応援するきっかけとなったのは、以前弊社を通じて東京から静岡への転職に成功された方とお話した際に、仕事のやりがいや年収には満足している一方で、大都市に比べて娯楽が少ないと感じることがあるとのお話を聞いたからです。
また、静岡ではキャンプなどのアウトドアは大都市と比べて身近に感じるものの、毎週のように続けると飽きてしまうという話もありました。
特に首都圏からの移住者にとっては、娯楽が少ないことが物足りないと感じるケースもあるのだろうと思いましたが、私は元々地方出身なので、娯楽が少ないことは当たり前の日常です。
だからこそ、移住者の意見を聞いて、余暇も大切な要素であり、満足できる仕事だけでは100%地方ライフを楽しめないという気づきがありました。
そこから少し時間がたったある日、日頃からお世話になっている経営者の先輩から、当時ベルテックス静岡のエグゼクティブ・スーパーバイザーであった左伴さん(現:カターレ富山の代表取締役社長)を紹介していただきました。
左伴さんは、横浜F・マリノスや湘南ベルマーレ、清水エスパルスなどで社長を務めたプロ経営者で、富山に行かれた現在でも親交があり、とても尊敬する経営者の1人です。
(写真左:日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)カターレ富山 代表取締役社長 左伴 繁雄 氏)
お話をさせていただく中で、左伴さんは「スポーツで地域のみなさんが喜怒哀楽を共有し、チームへの愛着が地域への愛着に代わり、やがて地域の活性化に繋がる」との考えを教えてくださいました。
(2024/4/24 左伴さんが経営に関わった2チームの対決!カターレ富山 vs 清水エスパルス/ルヴァンカップ)
スポーツは地域密着であり、地域活性にも親和性が高いです。
特に静岡では、他の地域に比べてスポーツを通じて地域を応援する土壌がすでに整っています。
弊社でも、毎週スタジアムに足を運ぶために首都圏からUターン転職をしたいという相談を受けることがあります。しかも結構な数!!
そんな方々には、弊社からチケットのプレゼントも行い、非常に喜んでいただけています。
今では、スポーツには一体感を生み出す力(社会的アイデンティティ)が備わっていることを本当に実感します。
そして、あまりスポーツ観戦に興味がなかった私も、最近では家族でよくスポーツ観戦に出かけており、休日の楽しみの一つとなっています。
直接観戦できないときも試合結果が気になり、スマホが手放せません(笑)。
(2024/5/26 清水エスパルス vs 水戸ホーリック 今季最多、1万7584人の観客数)
(2024/5/12 藤枝MYFC vs ブラウブリッツ秋田)
(2024/5/5 静岡ブルーレヴズ vs 東芝ブレイブルーパス東京 今季最多、1万3814人の観客)
(国内最高峰の2輪レース、MFJスーパーバイクや鈴鹿8時間耐久ロードレース選手権にも出場するエスパルスドリームレーシング)
(2024/4/7 ベルテックス静岡 VS 青森ワッツ)
少し長くなりましたが、広告効果や社員の福利厚生、CSRの観点ももちろんあります。
しかし、静岡に移住を伴う転職を行った方々に、休日の楽しみを一つでも多く提供し、仕事も余暇も充実させて「静岡県に戻ってきてよかった」と心から思っていただきたい、これがスポーツチームを応援する一番の理由です。
また、他にも地域イベントなどにも予算の限り積極的に協賛し、微力ながら地域を盛り上げていきたいと考えています。
(2024/5/15 シズオカ×カンヌウィークに協賛。姉妹都市フランス・カンヌ市にちなんで毎年静岡市で行われる大規模なマルシェ・野外上映を含む地域イベントです。)
(2024/5/15 シズオカ×カンヌウィーク 野外上映の様子)
このスポーツチームや地域イベントへの協賛で地域の発展の一助になれば嬉しく思います。
この記事を書いたコンサルタント|原口 翼