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【静岡市】知る人ぞ知る!全国の珍しい生酒が楽しめる名店、生酒バー水色のご紹介

こんにちは。リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)の金子です。
ついにブログデビューです。何を書こうか悩みましたが、最初は趣味全開にさせていただきます。

蕎麦屋で熱燗片手に板わさをつまみ、おそばで締める季節になってきました。嬉しい季節ですね。

しかし、冷えた日本酒も年中美味しい。ということで今日は私が通っている全国的にも珍しい生酒専門のバーのご紹介です。


生酒とは


そもそも「生酒」をご存じでしょうか?
生酒とは、醪(もろみ)を搾った後に加熱処理を一切しないお酒のことです。
この加熱処理のことを、日本酒業界では「火入れ(ひいれ)」と呼びます。加水調整を行ったり醸造アルコールを添加しても、この火入れさえしなければ「生酒」です。

では火入れしたお酒と何が違うのか。
生酒の流通は出来上がった新酒の時期~酒造り本番を迎える真冬~春先までが多いです。味わいはフレッシュ、フルーティーで中には微発泡のものもあります。火を通していない分長期保存はできないお酒で管理も火入れしたものより大変で、よく冷やして飲むのが美味しいお酒です。

「生酒バー水色」はそんな生酒のことを愛してやまないマスターが開いたお店です。

生酒バー水色



(写真はすべて筆者撮影)

場所は静岡市駿河区下川原。
静岡駅からのアクセスは大体下記の通りです。
電車+徒歩:JRで1駅(乗車時間約5分)の安倍川駅で降り、そこから徒歩で10分程度。
タクシー:15分程度、2,000円ちょっと。タクシーでは「用宗街道のすき家の手前の交差点で降ろしてください」と伝えるとスムーズです。もはや呪文だと思ってください。
徒歩:29歳一般女性の足で1時間程度
正直アクセスが良いとは言えませんが、そこまでしても来る価値はあると思うので気合でたどり着いてください。行きはパルクル(シェアサイクル)という手もあります。

 

暖簾をくぐって引き戸を開けるといつでも元気でニコニコなマスターの誠さんが気持ちの良い挨拶してくれます。平日は誠さんのワンオペ、週末はふみちゃんことマスターのお母さんと二人でお店を回しています。


席はカウンター席8席ほど、テーブル席が4人掛け×3。どんな人数で行ってもフィットします。

おすすめはカウンターです。誠さんとふみちゃんも常連のみなさまも、初来店の方にもとても親切にお酒の説明をしてくれたり、色んな話を引き出してくれます。ふみちゃんのダジャレは聞き流して大丈夫です。
年齢層は30代以上の方が多めで、基本的に落ち着いています。一人で来る方も多く、私もほとんど一人で行きますが毎度いつの間にか年代問わず周りのみなさんと話して楽しく時間が過ぎていきます。
時には近所の常連さんが家に一度ギターを取りに帰らされて生演奏が始まったりもします。なんで?

しかししっぽり静かに飲みたい人はきちんと察してもらえます。誰が相手でもベストな距離感を一瞬で見極める誠さんの観察眼と対応力は凄まじいです。

この日も一人でカウンターに座りました。



我慢できず写真を撮る前に一口飲んでますねこれ。
水色はいつでもジョッキがもはや氷がついているレベルでキンキンで嬉しいです。

ビールを飲みながら今日のお酒のラインナップをチェックします。



お酒のラインナップは変わるサイクルが早いので、お店の公式サイト(http://mizuiro.blue/)の新着情報やInstagramからチェックして飲みたい日本酒が入荷したら早めに行くことをお勧めします。
静岡に転勤で来られた方で、地元のお酒がある!と喜ぶ方もいらっしゃいます。

ちなみに日本酒が得意ではない方もご安心下さい。サワーやハイボール、お茶割りなど他のお酒やソフトドリンクももちろんあります。



初心者、おひとり様にはセットもおすすめです。





お食事のメニューは改めて見ると珍しいラインナップですね。チャーハンが「大盛」ではなく「2倍」。そしてカルボナーラとハニートーストがあるバーってなかなかない気がします。2人でパスタなどを頼むとあらかじめ2皿に分けて出してくれる誠さんの優しさが嬉しいです。

私のおすすめは塩昆布と柴漬けが入ったポテサラ、無限にんじん、チーズオムレツです。
誠さんが美しい手際で料理を作る姿を見ることができる点もカウンターを選ぶ理由の一つです。誠さんはたまに動きが機敏すぎて残像が見えたりもします。本当です。



黒板には季節のメニューも。極早生みかんの時期には搾りたての極早生みかんを使ったみかんサワーやみかんビールがとても美味しいのでおすすめです。

この日はポテサラと焼き蠣と銀杏をアテにしました。秋あがりのラベル、季節感が出ていていいですよね。

この日はたまたまご一緒させていただいた先代のお寿司屋さん時代からの常連のおじさまと一緒に飲ませていただき、残草蓬莱、黒澤も飲んでひやおろしをコンプリート。



「おんな泣かせ」で有名な島田の大村屋酒造さんの鬼乙女幸も美味しかったです。



一番面白かったのは来福のくだものシリーズのいちご。このシリーズ、本当に毎度面白いのですがいちごは今まで飲んできた中でも随一で甘い!!完全にデザートでした。
ちなみにくだものシリーズのおすすめは甘さの中にさっぱりさもある桃です。

ちらっと書いた「先代のお寿司屋さん時代」というキーワードが気になった方はいらっしゃいますか?気にならなくても説明すると、実は水色の前身は誠さんのお父さんが営まれていた地元で愛されるお寿司屋さんの「駿河寿し」でした。

私は駿河寿し時代にお店に入ったことはなかったのですが、地元では知らない人はいませんでした。NHK以外の全てのテレビ局から取材も受けていたそうです。
先代が引退する際、お店をどう継ぐのかとても悩んだとのことですが、お店がガラッと変わっても確かな味と誠さんの人柄でそんなお寿司屋さん時代からの常連さんからも愛され続けています。

お寿司屋さんの名残はいまだにちらほらありますので、ぜひお店に行った際は探してみてください。

一つだけ先にお伝えすると、今はもう塞いでしまいましたが、カウンターとショーケースの間に指を洗うための水が流れていた形跡と、その水の流れ先の小池があったりします。



よく鯉と間違われる大きすぎる金魚たち。この池にスマホを落としかけたことが何度もあります。

予約はネットでも可能です。特に週末は予約して行くのがおすすめです。


生酒を飲んだことがある人もない人も、静岡のお酒に贅沢ながら飽きて新しいお酒を飲みたい方も、静岡に引っ越してきて地元のお酒が恋しくなった方も、ただただお酒が好きな人も全員受け止めてくれる生酒バー水色にぜひ足を運んでみてください。

生酒バー 水色
所在地:静岡県静岡市駿河区下川原3-34-20相川ビル(P4台有)
TEL:054-259-9348(電話受付17:30~)
営業時間:18:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:日・月



 

この記事を書いたコンサルタント金子 奈未



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