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【東伊豆】絶景RVパークで気軽な車中泊キャンプとローカルな旅

こんにちは、リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの溝口です。

ここ数年、アウトドア人気とともに盛り上がりを見せている車中泊やバンライフ。
国内キャンピングカーの売上は10年で約3倍(2022年一般社団法人日本RV協会調べ)、
ハイエースなどのバンや軽自動車をおしゃれにカスタムする方も増え、
車中泊をしながら日本一周するyoutuberが現れたり、カルチャー誌で特集が組まれたり、
かつての単なる節約手段ではない楽しみ方が、広まってきています。

我が家の車はたいしたカスタムもせず、特別見せられたものではございませんが、
11月某日、車中泊とキャンプのいいところ取りである「車中泊キャンプ」をしてきたので、
立ち寄ったスポットとともにご紹介したいと思います。




RVパーク伊豆黒根岬とは?



今回宿泊地として利用したのは東伊豆町にある「RVパーク伊豆黒根岬」。
その名の通り岬の上にあるロケーションで、眼下には伊豆の海と稲取の町が広がります。
晴れた日には伊豆七島まで眺められ、日の出時には海面に美しいサンロードが現れる絶景スポット。



寝転んで本を読み、ふと顔を上げるとそこは海。
朝目が覚めて起き上がるとそこは海。
そう、これこれ。これがやりたかったんです。笑


サイトのスペースも広いので、テーブルやイスを出してくつろぐこともでき、
ウッドデッキを除けば、火器の利用もOK(強風時NG)なので、車外で料理や焚火も楽しめます。
少し肌寒かったので、この日は子供達が作ってくれたクラムチャウダー。
ホワイトソースとアサリのむき身を使って簡単に、野菜も予め切って持って行ったので、
ほぼ煮込むだけですが、濃厚で美味。外で食べる温かい料理って、なんでこんなに美味しいんでしょうか。
お肉も少し焼きながら、伊豆のクラフトビールでフィニッシュ。

なお、炊事場では24時間お湯が出て、ゴミも有料ですが処分してくれますので、
サッと片付けておけば家に帰ってからも楽ちん。
各サイトの電源も利用可なので、夏冬は冷暖房機器を利用することもでき、
夏場はシャワーも利用可なので、ここを拠点に海を楽しむのもありです。

RVパーク伊豆黒根岬(予約制)

所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3009-1
料金:2,500円(ハイシーズン +1,000円)※2023年11月時点
連絡先:090-2166-0447

 


車中泊キャンプのいいところ


日中は屋外でのんびりと過ごし、夜になったらテントではなく車内で眠る「車中泊キャンプ」。
個人的に感じる最大のメリットは、テントの設営・撤去が不要なところです。
到着したらテーブルやイスを下ろし、ベッドスペースに寝袋を広げるだけ。

お気に入りのテントを張って過ごすのもキャンプの楽しさではあるので、車中泊キャンプの"特徴"と言った方が
いいかもしれませんが、実際に体験するとこの手軽さはかなりの差です。

設営や撤去の時間をほとんど考えなくていいので、この日も日没近くまで観光や温泉を満喫してからの到着。
翌日も早朝から朝市に出発しましたが、旅程そのものも変わってきます。



一方、同じ車中泊でも道の駅等での宿泊はグレーゾーン(本来宿泊施設ではない)なので、
仮にするとしても車外で調理したりテーブルやイスを出してくつろぐことはできません。

天井も低くて動きづらく、狭い車内では窮屈さを感じることもありますが、
RVパークやオートキャンプ場での車中泊キャンプなら、広い屋外で思う存分料理を楽しむことができます。
何より宿泊施設なので、堂々と過ごすことができます。


さて、観光に時間を割ける車中泊キャンプでしたので、ここからは立ち寄ったスポットをご紹介していきます。


東伊豆町「港の朝市」


日の出時間は6時30分頃。
少しゆっくりした後は、東伊豆町役場の駐車場で毎週末行われる「港の朝市」へ。

海鮮干物、地物野菜、お惣菜、和菓子、パン、みかんジュースなど伊豆のうまいもので溢れていますが、
一番の目当ては、奥で人だかりができていた伊豆の地魚「金目鯛」の釜飯。
おかわり自由の金目鯛のあら汁までついてきて、一人前700円。
(お気持ちで容器代30円の投げ銭箱があります)



脂の乗った金目鯛の旨味がいきわたり、そして炊きたて。



あら汁にも金目鯛の身や野菜がたくさん入っています。
釜飯もあら汁もダシがとにかく美味しく、市場の雰囲気で食べる楽しさもあいまって、
朝市グルメを堪能できました。

釜飯の隣りでは干物の炭火焼も焼いていて、見るからに美味しそうですが、
他にもいろいろなお店があるので覗いてみることに。

そして、地元の方に愛される"シュガードーナツ"を販売する老舗パン屋(藤辺製菓)さんで、
ドーナツとカレーパン、やはり地元のソウルフードと伺った"肉チャーハン"、
地元の農家さんからみかんと渋柿を購入。





肉チャーハンは持ち帰りしやすいよう、おにぎりスタイル。※通常はお皿で食べます。
卵チャーハンに濃い味付けの肉野菜炒めが混ざった、めちゃくちゃ好みの味。
なんだろう、このずっしりパンパンに詰まったこの包み自体に技術を感じる。。。笑

朝から食べ過ぎましたが、市場のみなさんが暖かく笑顔でいらっしゃるのが印象的でした。
そして価格も良心的。観光地価格とは無縁です。


東伊豆町「港の朝市」

場所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354 東伊豆町役場庁舎駐車場
日時:毎週土・日・祝祭日の午前 8時~12時

 

その他の立ち寄りスポット



■大室山






初のリフトに興奮気味の子供達。連休ということもあってかなり並んだので、
週末はリフトが動き出す9時を目指していくのがおすすめ。
ちなみに大室山は富士山の姉妹山(姉の方)。
大室山に登って富士山を褒めると嫉妬してしまうそうです。
 

■ふじいち(伊東市)






伊東漁港の目の前。魚屋さんの2階にある食堂は、お刺身、干物、海鮮丼などが美味しいお店ですが、
名物は「イカの丸焼き」。卓上にあるコンロで肝もついた状態で丸ごと焼き、
肝とショウガ醤油で食べる逸品。これは、、昼から日本酒が飲みたくなりました。
 

■田牛サンドスキー場(下田市)






強い風によって吹き寄せられた砂が積みあがってできた天然のサンドスキー場、ということでしたが、
その風によって吹いてくる砂にコンタクトを装着した目が耐えられず、すごすごと退散。
楽しいけどめちゃくちゃ疲れると聞いて覚悟はしていたのですが、予想外のところで無理でした。
特に冬は風が強いそうなので、行くならそれ以外が良いのかも。


おわりに


いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したRVパーク伊豆黒根岬は、例年2月に行われる「河津桜まつり」の会場にも近いので、
渋滞を避けて行きたい方(我が家は昨年渋滞にハマりました)にもおすすめです。



静岡県はキャンプ自体も気軽にできる環境にありますが、さらに気軽に楽しみたい時や、
観光にもしっかり時間を割きたい時におすすめな車中泊キャンプのご紹介でした。

私は静岡県東部在住なので、自然と伊豆や富士山周辺へ行くことが多くなりますが、
今気になっているのは、川根温泉(島田市)駐車場にある車中泊サイト。
中部や西部にも魅力的なスポットがあるので、いろいろと行ってみたいと思います。



 
この記事を書いたコンサルタント|溝口 拓






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