【魅力ある都市】日本の都市特性ランク|名古屋市は2位にランクイン!
愛知県の暮らし・制度愛知県へのU・Iターン
2024年8月23日
こんにちは。
リンク・アンビションのスタッフ 小林です。
愛知へのUターンを考えた時に、住む街の暮らしやすさや特性は気になるところ。
本日は、森ビル系列のシンクタンクである、森記念財団都市戦略研究所が公開している「日本の都市特性評価 2024」の結果をふまえて「名古屋市」の特長を考えてみます。
暮らしやすさの指標?日本の都市特性評価とは
暮らしやすさを測るランキングは多く存在し、「都道府県魅力度ランキング」や「移住希望地ランキング」は巷でも話題を呼ぶ有名なランキングです。
この「都市特性評価」はというと、暮らしやすさの観点をもちつつ、より評価が多角的であるという点に特徴があります。
経済・ビジネス、研究・開発、文化・交流、生活・居住、環境、交通・アクセスの6つの分野にわたって都市を評価しており、都市の強みや魅力を多面的に評価することができる仕組みになっているそうです。
「都道府県魅力度ランキング」は一般市民へのアンケート調査に基づいておりイメージや印象が重視される側面がある一方で、「都市特性評価」は6分野87の指標に関して定性・定量データを収集し、客観的に評価しています。
評価自体が、都市の政策立案に役立つことを目指しており、戦略策定を支援するツールとして位置づけられているため、移住・Uターンを考える方にとっても信憑性があり参考になるデータではないかと思います。
評価対象都市は、国内の政令指定都市・都道府県庁所在地・人口17万人以上の都市と東京23区の合計136都市で、愛知県では名古屋市・豊橋市・岡崎市・一宮市・春日井市・豊川市・豊田市・安城市が対象に入っていました。
名古屋市は総合スコアで2位!「生活・居住」分野では●●市も5位にランクイン
愛知県の中心地である名古屋市は、合計スコアで大阪市に次ぐ2位!昨年の3位よりさらに順位が上がっていました。
外国人住民の受け入れ体制と、子どもの医療費支援などが高く評価され、「生活・居住」分野で昨年18位から1位に大幅UPしたことが要因のひとつのようです。
「生活・居住」分野は他にも、例えば病院の多さ、平均寿命(健康・医療)や教育機会の多様性(育児・教育)居住環境の満足度、物価水準の低さ(生活の余裕度)など暮らす上での重要項目を指標としています。
ちなみに、同じく「生活・居住」分野で、豊橋市も5位にランクイン。上位5位以内に県内2つの市が入っています。
また、名古屋市は「研究・開発」分野でも1位。「研究・開発」分野は、グローバルニッチトップ企業数や学術・開発研究機関従業者割合、特許取得数などが指標になっており、県内製造業の開発力の強さが窺えます。
名古屋市は経済の中心地でありつつ、全国的に暮らしやすさもピカイチだということが伝わってきて、嬉しく思いました。
(名古屋駅前|筆者撮影)
都市の類型化|愛知県の都市はどんな分類?
「都市特性評価」のもう1つの特徴は、都市の類型化をしていること。
全87指標を用いてクラスター分析を行い、都市を類型化。
離れた位置にある各都市の特性がグループ化されることで、各都市の類似性をより深く理解することができます。
総合スコア2位の名古屋市は「観光と文化とアカデミズムの中心都市群」
近郊の一宮市、春日井市は「バランスのとれた大都市圏近郊の都市」
豊田市近郊の、安城市、岡崎市、豊川市、豊橋市は「活力と住みやすさが共存し、知的集積を誇る産業都市群」に分類されています。
文化・経済の中心都市 名古屋市もあり、周辺にも経済力のある産業都市もあり、進学から就職まですべてを愛知県で完結できることに納得です。
(画像出典:森記念財団都市戦略研究所「日本の都市特性評価 2024 概要版」)
いかがでしょうか。
日本の都市特性ランクは2018年から毎年公開されており、たとえば「一人一日あたりゴミの排出量」といった環境分野の指標が新たに追加されるなど、時代の流れに沿って指標もバージョンアップされているようなので、来年以降もチェックし、愛知県の暮らしやすさを発信していきたいと思います。
(参考:森記念財団都市戦略研究所「日本の都市特性評価」)
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