静岡県の暮らし・制度 2023年12月6日(水)
こんにちは リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション) スタッフ大塚です。
実家の畑に生えている柚子の木に、今年はたくさんの実が成っていました。
今回はその一部始終をお伝えします!
「普段食べている柚子胡椒って、緑色だな。
こんな真っ黄色の柚子が、なぜ緑色の柚子胡椒になるんだろう・・・。」
調べてみると どうやらあの一般的に見る緑色の柚子胡椒は「青柚子」と呼ばれる柚子から作られているということ。
また「緑色」と「黄色」の柚子の違いは、品種ではなく、収穫時期の違いなのだそうです。
(収穫時期・・・緑色:8~9月 黄色:10~11月)
それを聞いて、柚子胡椒づくりの機を逸したかと思いましたが
なんと一般的にはあまり見かけない「黄色柚子胡椒」もあるということ。
それならばと、 ご近所さんのおうちの庭に成っていた緑色の柚子をわけていただき、2種類の柚子胡椒づくりに挑戦することにしました!!
「削る」「混ぜる」終わり、です。
本当にこれだけ。
柚子胡椒の作り方を写真付きでお伝えします。
皮を削ります。
≪ポイント≫
皮を削った大量の柚子。
ある意味、この工程が一番大変だったくらいです笑
必要な材料は3つだけ。
これをブレンダーやフードプロセッサーなどで攪拌します。
≪ポイント≫
「柚子胡椒」と言われていますが、実は入っているのは胡椒ではなく唐辛子ということも初めて知りました。
使うのはどんな唐辛子でもいいようですが、今回は彩りに合わせて下記の唐辛子をチョイス。
・青柚子胡椒:青唐辛子
・黄柚子胡椒:赤唐辛子
今回はやりませんでしたが、最後にすり鉢・すりこぎを使ってすりつぶして粒度を細かくすると、一層なめらかな柚子胡椒ができるそうです。
完成!!
青柚子胡椒は、小さい青柚子10個程度くらいで作りました。(写真右)
黄柚子胡椒は、30個ほどあったかなと思います。たくさん作れました。
すぐに食べることもできますが、1週間程度 冷蔵庫でなじませるといいようです。
≪ポイント≫
豚しゃぶに合わせて食べてみました。
こう言ってはなんですが・・・市販品の比になりません。
わさびチューブより、生わさびのすりおろしの方が美味しいように、香り、味においてまったくの別物!
≪青柚子胡椒と黄柚子胡椒の味の違い≫
青柚子は、爽やかな柚子の香りと、ほんのりと感じる苦味、辛味が効いたパンチのある味です。
黄柚子は、食べた瞬間、甘い柚子の香りが一気に口に広がり、後からピリっと辛味がきます。香りと辛味を強く感じます。
果汁も使って今回は2品作ってみました。
余った搾り汁をサイダー(またはジンジャエールなど)で割るだけ!
フレッシュな酸味が効いていて美味しいです。
こちらも、下記の材料を混ぜるだけ。
煮沸消毒した瓶などに入れて、冷蔵庫で1週間以上寝かせ、濾して使います。
生柚子の調理に初めてチャレンジしましたが、
たったこれだけの工程だけで、柚子をまるごと使ってこんなに楽しめるとは思いませんでした。
これから毎年作りたいと思っています。
本格的な冬になりますので、湯豆腐や鍋料理などにもたくさん使っていきたいです。
火も使わず、基本的には混ぜるだけですので、小さなお子様も一緒に作れそうです。
旬の物を食べるという食育面でも、おうちでの親子クッキングをおすすめします!
実家の畑で獲った新鮮有機野菜を家に持ち帰って万能調味料づくり。
地産地消。静岡ライフならではの週末の過ごし方です。
平日は仕事に、休日は遊びに全振り!が叶う静岡県でそろそろ自分らしく暮らしませんか?