愛知県の暮らし・制度 2024年5月10日(金)
こんにちは。
リンク・アンビション の小林です。
愛知県へのUターンを考えたときに、気になるのは「自治体の暮らしや住まいに関するサポート」。
今回は、愛知県東部に位置する「東三河エリア」に絞って、移住・定住支援制度をピックアップしてご紹介します。
日本有数の農産物生産地域であり、自動車産業などの工業集積地域「東三河」エリアは、「豊橋市」「豊川市」「蒲郡市」「新城市」「田原市」「設楽町」「東栄町」「豊根村」の8市町村からなります。
北は長野県、東は静岡県に接し、自然の豊かさと適度な都市らしさが融合したエリアで、海と山のどちらにもアクセス良好なため、サーフィン、キャンプ、登山など余暇の楽しみの選択肢が豊富です。
また、高速道路や東海道新幹線といった交通網が発達しており、豊川から名古屋までは車で約45分という好立地にあります。
それでは、東三河の各市町村の移住・定住制度をピックアップして紹介していきます。
豊川市が定めた都市機能誘導区域内でのマイホーム購入を応援するため、所有する家屋・土地に対してかかる固定資産税相当額への補助金を交付。
加えて、中学生以下の子を持つ世帯に対しては、子育て奨励金もあり。
家屋 | 所有する家屋のうち居住の用に供する部分(280平方メートルを上限)に係る固定資産税相当額を最大3年間補助 |
---|---|
土地 | 所有する土地(200平方メートルを上限)に係る固定資産税相当額を最大3年間補助 |
子育て奨励金 | 中学生以下の子に対して奨励金を交付 10万円/人(1回限り) |
以下のいずれか
・市外から都市機能誘導区域内に転入された方
・災害想定区域から都市機能誘導区域内へ転居された方
その他、諸条件あり
各年度の固定資産税・都市計画税納税通知書を受領した日から当該年度の2月28日まで
空家バンクに登録された空家を利用・活用するために必要となる改修費用の一部を補助。
住宅部分に係る改修工事費が対象。新築、改築、増築、移築、備品購入などにかかる経費は対象外。
一般世帯 | 補助対象経費の1/2(限度額50万円) |
---|---|
新婚・子育て世帯 | 補助対象経費の2/3(限度額66万円) |
※耐震診断や耐震改修に対する補助金制度もあり、併用OK
空家に登録された空家物件の所有者、購入者、賃借人で、その物件を3年以上利用・活用できる方
そのほか 諸条件あり
工事着手前に申請が必要。詳細は市のHPを参照ください。
<豊橋市の路面電車>
(画像出典:愛知県の公式観光ガイド Aichi Now)
新たに三世代で同居・近居するために住宅を新築・リフォームや購入する方に対し、費用の一部を補助。
注文住宅を建てる場合・リフォームを行う場合 | 工事請負契約金額の1/2 |
---|---|
建売住宅、分譲マンションを買う場合 | 売買契約金額の1/2 |
■上限額
同居の場合 | 新築・購入 20万円/リフォーム 10万円 |
---|---|
近居の場合 | 新築・購入 5万円/リフォーム 対象外 |
■加算額
同居または近居しようとする建物が居住誘導区域内にあり、かつ子世帯に18歳以下の子どもがいる場合は、加算あり。同居の場合10万円、近居の場合5万円を加算。
以下の条件を満たす方
・親世帯は、蒲郡市内に住んでいる
・1年前から現在まで、三世代で同居していない
・子世帯は、同居または近居する前に蒲郡市内に住んでいる場合は、賃貸住宅に住んでいること
その他、諸条件あり
工事や売買契約前に必ず事前相談が必要です。その後、事業認定を受け、交付申請、交付という流れになります。詳細は市のHPを参照ください。
田原市へ移住・定住し住宅を取得する世帯に奨励金を支給。
市外に1年以上居住し転入 | 20万円 |
---|---|
市内の社宅・賃貸住宅等に5年以上居住し転居 | 20万円 |
上記以外 | 10万円 |
※別途加算あり。
義務教育終了前の子が同居(10万円)特定エリアでの住宅取得(10万円)市内建設業者が建築(20万円)
以下の条件を満たす方
・本人又は配偶者が45歳以下
・対象住宅の所有権を1/2以上有する方
・住宅取得後5年以上定住すること
その他、諸条件あり
事前に認定申請が必要。詳細は市のHPを参照ください。
町内に定住を目的として住宅を建設する場合に、1軒あたり30万円の補助金を交付。
一律30万円
以下の条件を満たす方
・要件を満たした新築住宅を購入予定である
・定住する意思があり、地域活動に参加できる
その他、諸条件あり
着手前に申請が必要。詳細は市のHPを参照ください。
<新城市 四谷の千枚田>
(画像出典:愛知県の公式観光ガイド Aichi Now)
いかがでしたでしょうか。
調べてみると、各市町村で共通の支援制度もあれば、独自で実施している支援制度もありました。
U・Iターン転職を検討している市町村があれば、暮らしの情報収集のひとつとして調べてみることをおすすめします。
弊社のコンサルタントは全員愛知県内在住で、日々、県内企業の人事・経営者と密にやりとりをしています。県内のすばらしい企業情報はもちろん、土地柄や暮らし方を含めてアドバイスをさせていただきます。愛知県東三河エリアへのU・Iターン転職に関することは、弊社が支援させていただきます。ぜひ一度ご相談ください。
愛知県の求人をお探しの方はこちらからご確認ください。