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【駿東郡清水町】地元民御用達の市場へ！何度も通いたくなる沼津卸団地「食遊市場」 ＜リージョナルライフ／静岡暮らし Vol.053＞
コンサルタント 溝口静岡県の暮らし・制度 2022年02月01日(水)
こんにちは、リージョナルキャリア静岡（運営：株式会社リンク・アンビション）コンサルタントの溝口です。
静岡県で市場と言えば、沼津港、清水港、焼津港など港に直結した市場が有名ですよね。
週末になれば県外からも多くの人が訪れる観光スポットで、
これはこれで楽しいのですが、今回は一味違う、地元民御用達の市場に行ってきました。
静岡県産の食材もたっぷりで、
我が家はもうリピート確定しましたので、その様子をお届けします。
◆目的地「食遊市場」とは？
今回向かった「食遊市場」は、駿東郡清水町、沼津卸団地にある卸売市場です。
一般的に卸売市場と言うと、小売店、飲食店、加工業者向けのいわばBtoBの市場ですが、この「食遊市場」は一般の方も個人で購入できることが特徴です。
鮮魚はもちろん、精肉、青果、乾物、酒、菓子、生花などを扱うお店と食堂が合計20店舗以上並び、市場内は朝早くから多くの地元の個人客で賑わっているということですが、、、
これが本当に朝早くから賑わっておりまして。
割と気合を入れて朝8時頃に到着したのですが、駐車場はすでに8割ほど埋まり、市場内もけっこうな活気でした。
※この日は大晦日でした。通常時期はまた違うかもしれません。
◆いざ、市場内へ
さて、何屋さんから行くべきか、、、鮮魚・水産加工品だけでも4軒あります。この雰囲気の中お客さんが入っているパン屋さんもツウっぽくて気になります。いろいろ気になりますが、この日の目的は、お正月に食べるお刺身と帰宅後にするBBQの食材ゲット。鮮魚やお肉は、持って歩くと保冷の問題もあるので、後半でしょうか。
（食遊市場HPより）
と、まぁ思っていたんですが、早々に鮮魚店に目を奪われます。
お正月前ということもあってか、カニ、エビ、数の子などが店頭に並び、お店の方の声も響いて、いい感じです。さすがにカニは北海道産ですが、そのまま中に吸い込まれていくと、
どん、どん、どん！所狭しと並んだ活〆の魚や貝。なかなかの迫力です。
店内はこんな感じの棚が３つほど並んでいました。
以前聞いた話では、今の子供は魚というと切り身が浮かぶとか。ちょっと大げさな表現かもしれませんが、確かに最近はスーパーで買い物をすることがほとんどで、魚を一本買いすることも少なければ、丸ごと一匹見かけることも少なくなりましたよね。
そして、マグロ。静岡県に移住してきて、スーパーでもマグロの安さに驚いたのですが、3柵でこの価格はかなりお値打ちじゃないでしょうか。半分はそのまま刺身と手巻き寿司のネタに、半分は薄く切って醤油漬けにしてから後日丼でいただきました。
となりのたたき（ネギトロ）も購入。マグロは種類も部位も豊富です。
そして、こんな訳アリ商品も。少し傷があったり形が揃っていないというだけで、味や品質には問題がないという沼津のひもの。沼津のアジのひものと言ったら全国一の生産量を誇る沼津を代表する特産物。30枚弱で1箱998円、破格です。今回は予定になかったので、この量に手を出す勇気はありませんでしたが。
いろんな誘惑にかられながら、友人おすすめの鰻の肝串と、この時期に限られた場所でしか食べられないという海苔「なのり（菜海苔）」、レジでおすすめしてもらったマグロのカマを購入。
レジ横で、マグロのカマのついで買い。コンビニであればブラックサンダーを買う場面です。静岡県内のマグロ類漁獲量も 29,658t と、全国1位です。
鮮魚店を出たら、隣の精肉店へ。
お肉も静岡県産が豊富です。
家族忘年会を兼ねていたので、いい肉もちょっとだけ入れてもらいました。
精肉店の切りたてのお肉って美味しいですよね。
それから青果店でBBQ用の野菜も購入。金時人参など、珍しい野菜もたくさん売られていました。
市場に限りませんが、こうやって魚屋さん、お肉屋さん、八百屋さんに行くと、商品が厳選されたスーパーではお目にかかれないような食材がたくさんあり、それ自体子供にとっても有意義な体験だったようです。
◆帰宅後は、庭でBBQ
食遊市場をたっぷり満喫して、昼前には富士市の自宅に到着。さっそく庭でBBQの準備です。
我が家はウッドデッキにBBQグリルを置き、炭もほぼ切らさずストックして、天気が良いなぁ～なんて日はいつでもBBQができる体勢を整えています。
そして、我が家に常備されている日本酒。富士高砂酒造「山中山屋」。
序盤は焼肉とビールですが、冬BBQには熱燗もおすすめ。
富士市でとれたお米を使った日本酒で、富士市内かお取り寄せでしか購入できないそうです。
（生産量が少なく出回らないですが、価格はとても良心的）
炭火の上でお湯を沸かして熱燗にしていきます。そして、、
どん！マグロのカマは塩だけ振って炭火焼。
サイズが伝わり辛いですが、けっこう大きく、脂がのってて最高でした。
さらに、鰻の肝串。熱燗との相性抜群です。
天気の良い日に、昼間から庭で美味しい特産物食べて美味しい地酒飲んで。良い年越しになりました。
◆おわりに
いかがだったでしょうか。
見ることや買うことも含めてもともと市場のような場所が好き、ということもありますが、かなり楽しめました。魚介や野菜は旬のものもたくさん売られていたので何度でも行きたくなります。何といっても、魚だけ、野菜だけじゃなくそこにいけば一通りそろうので、日常使いできそうな点が魅力的です。
また、今回でもかなりお得感を感じた食遊市場ですが、日曜が定休日のため土曜日は午後から閉店にかけて、魚介も肉もかなり安くなるそうですので、次はその時間を見計らって行きたいと思います。
この記事を書いたコンサルタント：
「大切な人のそばで、らしく暮らす。心が安らぐ街で、あつく働く。」
家族志向の移住、上昇志向の転職を実現したい方はご相談ください。
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