コンサルタント 内田静岡県の暮らし・制度 2023年1月11日(水)
こんにちは。
リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの内田です。
2023年NHKの大河ドラマ「どうする家康」が1月8日に放送スタート。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もとても面白かったのですが、今回は静岡市も舞台の一つになると思いますのでとても楽しみにしています。
静岡県静岡市は徳川家と非常につながりの深い土地で、家康公の人生の約3分の1を静岡で過ごしたと言われています。
とくに、静岡市の沿岸部にある「久能山東照宮」は静岡の聖地と言われ、徳川家康公が祭られています。家康公は元和2年(1616年)4月17日に駿府城にて亡くなり、以下の様な遺言を残しました。
「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」
先日2022年12月26日には、久能山東照宮で家康生誕の日を祝う祭事・誕辰祭が行われ、大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康を演じる松本潤さんと、「徳川四天王」と呼ばれる武将のうちの2人、榊原康政を演じる杉野遥亮さん、井伊直政を演じる板垣李光人さんの3人が参列して、玉串を奉納しました。
という事で私も久能山東照宮に行ってきました。
年に数回はこの山に登りますが、「どうする家康」の事を考えながら登ると、いつもと違った雰囲気を感じます。
地上から見上げるとかなり高い場所にある事が分かります。標高は216Mだそうです。
1159段の石段をひたすら登ります。急斜面に階段を作ってある為、つづら折りになってます。
昔の人は1159(いちいちごくろうさん)と言いながら登ったとか。
ところどころ日陰になっていますが、天気が良ければ暖かくとても気持ちが良いです。
15分ほど登ると「一ノ門」に到着します。
ここからの眺めが絶景です。
さらに5分ほど登ると、到着です。
久能海岸から焼津方面まで見渡すことが出来ます。
江戸時代の人もほぼ同じ景色を見ていたかと思うと何だか不思議です。
久能山東照宮博物館には、徳川家に伝わる鎧や刀など貴重な宝物が展示されています。撮影禁止でした。
ここまで歩いて登ってきましたが、日本平山頂からロープウェイで来る事も出来ます。
紅葉の時期はとても綺麗です。
さらにここから上に登ると国宝にも指定されている本殿が有ります。
この先から更に階段が急になりますが、
是非、静岡に来た際は、この先にも行ってみて下さい。
ちなみに、この久能山東照宮は、たった1年7カ月という超短納期で造営されたそうです。
今のようなテクノロジーが無い中での短期工事、相当な過酷な労働環境だっただろうなと仕事柄考えてしまいます。
石段は片道20分あれば登れます。ワンちゃんや子供と一緒に登る方も多くいました。
そして、登って帰ってきたら、鳥居のすぐ近くにある「早川農園」でのいちごジュースがお勧め。
濃いイチゴの味が疲れた体に染みます。
シーズン中はイチゴパフェなども大人気で、エスパルスの選手も良く訪れるそうです。
2023年は「どうする家康」の放送をきっかけに、静岡市に興味を持ち、旅行で訪れる方も多くなりそうな一年です。
是非、静岡市を堪能してください。
次回は、1月27日に静岡市内に「大河ドラマ館」がオープンするらしいので、そちらにも伺ってみます。