コンサルタント 池戸静岡県の暮らし・制度 2022年08月24日(水)
こんにちは
リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)の池戸です。
今年6月、「三保の水族館」として1970年の開館から親しまれてきた
東海大学 海洋科学博物館、同自然史博物館が2023年3月末をもって閉館となると発表されました。
両館で延べ来場者1900万人に上り地元の方や来館者に愛されていた博物館ですが、
施設老朽化が主な理由で有料入館を終了するとのことです。
今回はその両施設のご紹介です。
❚ 海のはくぶつかん/東海大学 海洋科学博物館
1970年に開館した海洋科学博物館は、1階の水族館部門と2階の科学博物館部門で構成されています。
入館するとサンゴ礁周辺で暮らす多種多様な生きものたちの展示からスタート。
1階の中心には10m×6mの大水槽。
体長2mを超えるシロワニなど約50種1000個体以上の魚が展示されています。
1989年に静岡市清水区由比にて採集された巨大な「リュウグウノツカイ」。
海洋水槽と同じスペースに展示されています。
深海生物の標本コーナーやクラゲギャラリーも。
その他、津波実験水槽や海洋調査で使用された装置、研究室を模した展示など、
博物館ならではの展示もあり、子どもから大人まで楽しめる施設となっています。
❚ 恐竜のはくぶつかん/東海大学 自然史博物館
恐竜の化石の骨格展示をメインとする恐竜館として1981年に開館。
体長26メートルのディプロドクスや、トリケラトプス、ステゴサウルスなどの展示が特徴的です。
デボン紀(約4億年前)の脊椎動物、中生代の恐竜、ウルム氷期の動物などさまざまな展示があります。
その他、静岡県の自然の標本、地層などの展示コーナーなど。
ほんの一部ですが2つの博物館についてのご紹介でした。
閉館後も同博物館で研究教育活動は続けられる方向のようですが、
有料入館ができるのは2023年3月31日までです。
興味をお持ちの方はぜひ足を運んでみてください。