コンサルタント 溝口静岡県の暮らし・制度 2022年07月13日(水)
こんにちは、リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの溝口です。
今年静岡県を含む東海地方は、観測史上2番目の早さで梅雨が明けました。
予約当初、雨かなと覚悟して予約していたキャンプに無事行ってこれたのですが、これがまたおすすめのキャンプ場だったので、今回は駿東郡長泉町にある「桃沢野外活動センター」についてお届けしたいと思います。
いきなり余談ですが、最近SUVからバンへ車を乗り替えました。
今まではパズルのように荷物を積み、運転席から後ろの窓が見えないほどでしたが、バンの積載量は素晴らしいの一言。車中泊ができるようにベッドキットを付けたのですが、冬キャンプでもなければキャンプ道具は何事もなかったかのようにベッドの下に収まっています。
後は左下にクーラーボックスを積むだけ。
車中泊をしながら旅もしたいなあと思っていますが、それはもう少し涼しくなったら。
先日試しに駐車場で寝てみたら、扇風機、少なくとも網戸をつけて窓を開けられるようにしないと、
暑くて死んでしまいそうでした。。
目的地「桃沢野外活動センター」とは?
(画像出典:桃沢野外活動センター)
今回向かった「桃沢野外活動センター」は、もともと桃沢少年自然の家として、歴史のある施設とのことですが、おしゃれなコテージ、デッキ付きのスクエアテント、全天候型バーベキュー場、本格的な常設サウナ棟などが加わる大規模改修を経て、リニューアルオープンをしております。
私の住む富士市から一般道で45分、新東名であれば長泉沼津ICから15分とアクセスも良好です。
※指定運営管理者は、土木・建築を通してまちづくりも行う、三島市の加和太建設さん。
到着後は、敷地内を流れる渓流「桃沢川」で川遊び
キャンプ場のチェックインは13時ですが、敷地内にはそれより前から入れます。
沢のようになっていて足元には注意が必要ですが、水はとてもきれい。
よく見ると小さな魚や沢蟹にもお目にかかれます。海と違って川の水は夏でも冷たいですが、子供たちはきゃあきゃあ言いながらはしゃいでいました。元気!
自然と一体になれる「フォレサウナ」
このキャンプ場最大の特徴はサウナがあることでしょう!
以前、静岡市で人気のテントサウナについて弊社内田がコラムを書いていますが、ここも自然の中でサウナが楽しめます。しかも、キャンプやBBQとセットで。
サウナで火照った体を川の水で冷やし、緑いっぱいの自然の中で外気浴をする、、、サウナ初心者の
私ですが、これには「やる」以外の選択肢が見つかりません。子供達と川で遊び、テントを張り終えどろどろになった状態は、サウナの魅力をたっぷり感じられそうな気もします。
サウナ棟「フォレサウナ」にはサウナの他、シャワー、貸切風呂、トイレなどが。
ちなみにトイレもスライドドア付なので虫が入りにくく、掃除も行き届いていて清潔でした。
(画像出典:桃沢野外活動センター)
シャワーで体を清め(汚れと汗を流し)、いざサウナへ。写真のように木の温もりたっぷりです。
100度という暑さですが、心を無にして6分。目安は6分~10分ということですが、無理をせず6分。
いい感じに身体の芯まで暖かさを感じたところで、今度は川へ。
ドボンと行きたいところですが、心臓がどうにかなってしまいそうなので、
そろりそろりと体を慣らしてから、意を決して、、ざぶん!
、、、無事に帰って来れました。これは気持ちいい。
服を着るとまた心地良くて、サウナが好きな方の気持ちが少しわかったような気がします。
木漏れ日、川のせせらぎ、鳥のさえずりと、最高にリラックスできるロケーションで「ととのう」体験ができました。
サウナは1日(13時~20時)1,000円。感染症対策で人数制限はありますが、出入りは自由です。
サウナ後はビールで乾杯なのですが、売店では「マウントフジ・ブリューイング」のクラフトビール
も用意(販売)しているなど、無駄のない流れになっております。素晴らしい。笑
今回はサウナだけでしたが、近隣のお寺と連携して、滝行、瞑想、写経といったリトリート体験も
できるようです。日々の喧騒から離れて本来の自分に戻れる時間、良いかもしれません。
無料で利用できる本格ピザ窯
ビールでのどを潤した後は夕飯の支度。キャンプ場を予約した時からメインはピザと決めていました。
なぜなら、本格的なピザ窯があり、なんと無料で利用できるから。
薪は持参、もしくは売店で購入する必要がありますが、何より楽しそう。
前に誰も利用していないと窯を温めるのに大量の薪と時間が必要になるとのことですが、幸い他のお客
さんが使った後。一気に火力を上げた方が良いと聞いたので、大量の薪を投入すると、あっという間に、
凄まじい炎を上げ始めました。
手前上部からも火が噴出しているのがわかるでしょうか?
この状態でピザを投入すると、2,3分で完了。
ピザピール(大きなへらのようなもの)を使って、ピザ職人気分を楽しめます。
食材の中の水分の蒸発を抑えて焼けるということで、業務用スーパーで買った冷凍ピザも、外はサクサク、中はもっちり、薪の香りもついて美味しく仕上がりました。
その他の体験&施設
冒頭にあるMAPを見て頂ければわかる通り、敷地内は多彩な楽しみ方ができるようになっていて、とても1回のキャンプでは楽しみ切れません。個人的にはハンモックビレッジが気になります。
トイレがきれいだったり、授乳室やオムツ交換台もあり、ホスピタリティもとても高め。
今回はテント泊。林間サイトで、タープいらず。
ここは変に手が入りすぎてなくて、良い感じです。
隣接するコテージは、有名建築家の光嶋裕介さんによるもの。
中は、ベッドやキッチンはもちろん、薪ストーブもあるそうです。
(画像出典:桃沢野外活動センター)
静岡市のテントハウスメーカーもちひこさんのグランピング型常設テントも満室のようでした。
お客さんがいたので写真は撮れず、HPからいただいています。
(画像出典:桃沢野外活動センター)
吊り橋、写真は無いですがその先には遊具のある芝生広場(朝はヨガもやっています)
価格設定
ここまで充実しているキャンプ場/アウトドア施設の価格はどれくらいでしょうか。
実は、テント泊の場合一張1,000円!一人ではなく、一張の価格です。
サウナや木工体験などはそれぞれ別料金ですが、キャンプを楽しむだけなら、入場料も駐車場代もなく
それ以外かかりません。やはり、長泉町営だからということなんでしょうか。うれしい価格設定なので、
その分、アクティビティにお金をかけても良いかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
静岡県はキャンプ場が充実していて、県外の方にも有名な富士山麓の「ふもとっぱら」や、絶景が広がる「南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場」、子連れで楽しめるところから、ソロキャンプにおすすめのところ、
また今回のように、自宅から1時間もかからず行ける気軽なところがあるのも、うれしい限り。
週末に自然の中でリフレッシュをして、また仕事に集中できる、町と自然の近さも静岡県の魅力の一つだと感じています。