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40代・50代の静岡UIターン転職。実例から学ぶ「求人を探す」より大切なこと [転職・キャリアコラムVol.201]

こんにちは、株式会社リンク・アンビションのコンサルタント 内田です。

静岡県のUIターンに特化した転職支援を行う中で、近年、40代・50代の方からのご相談が増えています。
20代・30代の方は「地元が好き」「地方で暮らしたい」といった生活環境への希望が主軸であることが多い一方、40代以降の方は「親の介護」や「実家の継承」など、切実な事情から「戻らなければならない」という緊急性の高いケースが目立ちます。
一般的に、年齢と共に求人の選択肢は絞られ、転職の難易度は上がると言われます。
しかし、実態は決して不可能ではありません。
今回は、40代・50代でUIターンを実現した3つの実例をもとに、重要な点を整理しました。



【実例1】60歳目前、専門スキルを武器に単身赴任から家族の待つ静岡へ


大手メーカーに勤務し、長年単身赴任を続けていた方が、60歳の定年を機に家族が暮らす静岡へのUターンを希望されました。他社エージェントでは年齢を理由に希望に合う求人が見つからず、弊社へ相談に来られました。 この方は高度な専門スキルをお持ちでしたが、応募年齢とマッチする求人がないとのこと。私は、日頃からお付き合いのあるメーカーの経営者が「年齢よりも実力を重視し、長く貢献してくれる人材を探している」と話していたことを思い出し、直接ご紹介。結果、年齢の壁を越えて無事に転職決定しました。

 

【実例2】50代後半、実家の近くで働く。役員経験を地元の即戦力へ


首都圏で会社役員として年収1,000万円を得ていた方が、高齢の両親を支えるため実家近くへのUターン転職を希望されました。「静岡県内」という広い括りではなく、特定地域に限定したピンポイントの希望であり、非常に高難易度のケースです。 そこで、以前から同業界の即戦力を求めていた地元企業の社長へ打診しました。長年の信頼関係があったからこそ、表に出ていないニーズと合致し、ご実家から通える範囲での転職が叶いました。

 

【実例3】40代半ば、年収1,500万円超。ハイクラス層の「ポジションメイク」


首都圏の有名企業で活躍されていた方が、地元静岡へのUIターンを希望されました。地方では希少な高年収帯(1,000万円以上)の案件探しに苦戦されていました。
既存の求人票はありませんでしたが、私は、ある経営者から「事業成長を加速させるため、業務工程を再設計できる人材が欲しい」という経営課題を伺っていました。
この方の経験なら課題を解決できると確信し、経営層へ提案。結果、その方のためのポジションが新設され、ハイクラス層としての条件を維持したまま決定しました。

 

成功のポイントは「席を探す」のではなく「席を創る」こと


40代・50代の方は、豊かな経験と実績を持つ一方で、企業側にその経験を受け入れる「席」があるかどうかが課題となります。 上記の成功事例に共通するのは、公開されている求人情報から選んだのではなく、経営層との直接的なコミュニケーションを通じて、その方のためのポジション(役割)を創出した点です。
企業の経営課題を深く理解し、個人の経験をどう活かせるかを経営者に直接提案できる。そうした動きができるパートナーを選ぶことが、40代・50代のUIターンには不可欠です。
UIターン転職は、これまでのキャリアを地域貢献や家族との時間に接続し直す、価値ある選択肢です。
具体的な時期が決まっていない段階でも、まずは地域の市場感やご自身の市場価値を確認することから始めてみませんか。

静岡への移住や、ご実家近くでのキャリア形成について、まずは今の想いをお聞かせください。地域の動向に詳しいコンサルタントが、短期の話だけではなく、中長期的な視点で情報交換をさせていただきます。


 

 

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内田 康太

この記事を書いたコンサルタント

内田 康太

UCHIDA KOUTA

AREA:静岡

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