それ本当?『30社応募しないと内定とれませんよ』というアドバイス [転職・キャリアコラムVol.168]
コンサルタント 種市転職を考えたら(転職活動・情報収集)
2025年1月8日(水)
こんにちは。
リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション) キャリアコンサルタントの種市です。
以前からちらほら聞いていましたが、最近よく聞くことが多いので『そんなことはないよ』という視点でまとめます。

よく言われているのは初めて転職活動をされる方
『30社応募しないと内定とれませんよ』
こういったアドバイスをされるのは、初めて転職活動をする20代〜30代前半までの方に多い傾向があります。
『本当にそうなんでしょうか?』
と、この言葉に疑問をもって弊社にご相談いただく方もいます。
確かに初めてだとわからないかもしれませんし、新卒の就職活動が一般的な日本の方には「そうなんだ」と思いそのまま応募を進めている方もいるでしょう。
確率論でいけば応募数が多い方が良いのはそうでしょうが、在職中の方が受けられる面接の数には限りがあります。
また転職理由が「社風が合わない」や「残業を減らしたい」とした場合に、その30社の中に課題解決ができる会社は何社あるでしょうか?
多くの場合、たくさんある求人から応募先を絞る際には、会社のネームバリューや規模で絞ってしまいます。
しかし、応募した企業が課題解決ができる企業かは求人票の内容だけで判断できるのでしょうか。
オペレーションの弊害
なぜこのようなことがおきるかというと、転職エージェントが実績を出すためのオペレーションの弊害があると思っています。
一例として
転職理由・課題はともかく(なんなら面談時にそこまで聞けていない)、とにかく応募数を増やせば、
書類通過が増える、内定が増えるというロジックです。
もっと言うと、募集企業のターゲット年齢や、社風、人物タイプも考慮しないマッチング方法です。
ビジネスとして考えれば決定を増やせば売上利益が上がるということはもちろん理解しますが、
転職のように人生に大きく影響するものをオペレーションで動かすということは個人的には考えられないです。
一番真摯な転職エージェント
私のこの仕事の師匠が「一番真摯な転職エージェント」と語っている転職支援方法があります。
弊社も形式上はその型をとっています。
企業も求職者相談もどちらも行い、企業の課題を聞いて、求職者の転職理由もわかるまで聞いて、その上でマッチングを行う型です。
効率は悪くなりますが、我々転職エージェントが考えなくてはいけないことは「入社すればOK」ではなく、当事者にとって転職は入社後の方が大事であるということです。
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この記事を書いたコンサルタント
TANEICHI KAZUYOSHI
AREA:静岡
静岡県西部エリアの企業を中心に担当しております。転職活動全般を支援させていただきますので、どの段階からでもご相談ください。選考中においても、履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成支援から、面接対策まで、選考プロセス全体を通じてしっかりとサポートいたします。