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転職する際に企業規模が気になる・・・【大企業/中小企業それぞれのメリット・デメリットについて】 [転職・キャリアコラムVol.157]

こんにちは。リージョナルキャリア愛知(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの荒井です。

毎日、転職希望者とお話をしていると、転職時に優先したい条件や転職の軸は、あたりまえですが本当に人それぞれだなと感じます。
業界、職種、仕事内容、エリア、年収、企業文化や社風、福利厚生、待遇や働き方、事業の成長性、経営方針やビジョン、企業規模など・・・重視するものは十人十色です。
その中でも今回は、理由が納得できるものもあれば、ただの憧れや無い物ねだりかなと思うケースも非常に多いと感じる「企業規模」へのこだわりについて、大企業と中小企業それぞれのメリット・デメリットをご紹介させてください。

※大企業の定義は法律で明確に定められているわけではないので、
 ここでは、中小企業基本法の中小企業の定義に該当しない企業を大企業と定義します。

 
 【 目次 】 

 

大企業のメリット/デメリット


  メリット  


・安定性と信頼性



大企業は長年の実績と安定した財務基盤を持つことが多いため、経済の変動に対する耐性が高い傾向にあります。この安定性は、給与や福利厚生の充実にもつながり、長期的なキャリア形成やライフプランを描きやすいでしょう。
また、社会的な信頼性が高く、社外の人々からも社会的および個人的に信頼を得やすい傾向にあります。

・キャリアアップの機会



大企業では、明確なキャリアパスや昇進の機会が豊富に用意されています。そして、内部の研修やスキルアップのためのプログラムが充実しているため、自己成長の場としても魅力的です。また、定期的な社内異動や転勤を通じて、幅広く多様な経験を積むことも可能ですので、自らの経歴や市場価値向上も期待できます。

・福利厚生の充実



大企業は、健康保険、年金制度、住宅手当、育児休暇などの福利厚生が整っていることが多いです。これにより、働きやすい環境が整っており、ワークライフバランスの向上にも寄与します。
 

  デメリット  


・社内競争の激しさ



大企業では、同期や同僚の数も多く、昇進やプロジェクトへの参加において競争が激しいことが多いです。そのため、常に高い成果を求められたり、社内での必要以上の根回しでストレスが増すことがあります。

・スピード感



大企業は組織が大規模であるため、意思決定が遅い場合が多く、稟議や承認などプロセスが多い場合があります。これにより、自分のアイデアや意見がすぐに反映されにくいことがあります。

・柔軟性の欠如



規模が大きいために、組織の変革や新しい取り組みが進みにくいことがあります。自分の業務範囲が明確に定義されているため、クリエイティブな発想を活かす機会が少ない場合もあります。


中小企業のメリット/デメリット


  メリット  


・柔軟な職務範囲



中小企業では、一人ひとりの担当業務が広く、多岐にわたることが多いです。
そのため、様々なスキルを身に付ける機会が多く、自己成長を感じやすい環境です。

・意思決定の速さ



中小企業は組織が小規模であるため、意思決定のプロセスがスムーズです。
自分の意見や提案が迅速に反映されやすく、業務の改善や新しい取り組みをスピーディに進めることができます。

・アットホームな職場環境



社員同士の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で働けることが多いです。
これにより、チームワークが強化され、コミュニケーションも円滑に行われることが多いです。また、経営者との距離も近いので考え方やものの見方を学べれば大きな成長に繋がります。

・転勤や異動が少ない



県をまたぐような転勤や異動が少ない傾向にあるので、暮らしたい場所で根を張って生活することが可能です。
 
 

  デメリット  


・安定性の欠如



大企業と比較すると財務基盤が脆弱なケースも多く、経済の変動に弱い傾向があります。
景気の変動や経営の状況によって、給与や雇用状況が不安定になるリスクがあります。
また、定年も原則60歳となっている企業も多く、定年退職後の人生に不安を抱える方もいらっしゃいます。

・福利厚生の不足



一般的に中小企業では、大企業ほど福利厚生が充実していない場合が多いです。
退職金や年金制度、住宅手当などの各種手当などが限定的であることがあります。

・キャリアアップの限界



企業規模が小さいため、昇進やキャリアアップの機会が限られることがあります。
特に、管理職のポジションが少ないため、一定のポジションに達するとそれ以上の昇進が難しくなることがあります。

 

上記は一般的なご意見を一部抜粋しました。
もちろん例外もありますので、一部を記載します。

・柔軟性の欠如(大企業のデメリット)



確かに中小企業と比べると、業務が細分化されている事が多いですが、
裁量が大きい大企業も中にはあり、また、部署異動の希望が叶いやすく社内公募を積極的に受け付けている会社もあります。

・キャリアアップの限界(中小企業のデメリット)



一般的に管理職の枠が少なくキャリアアップが難しいという意見が多いですが、
実際は大企業の場合、同期や同僚の数が多く、ライバルがたくさんいます。
確かに大企業は部署も多く細分化されているため管理職の枠は多いですがライバルも多く競争率が高いとも考えられますので、一概に中小企業のデメリットと判断するのはもったいないです。ちなみに弊社の紹介で大企業から中小企業に入社された方の中には、3年で前職の年収を上回り、副社長のポジションまで昇進された方もいらっしゃいます。

他にも、中小企業は業務範囲が広い分、成長しやすいが忙しいのでは?や、大企業は全国に拠点があり転勤があるのでは?など細かい疑問や不安が多いのではないでしょうか。

最後に


上記のようなことをお考えの方は、是非一度お気軽にご面談をさせていただければと思います。
愛知県、静岡県に特化している弊社では、一般的な意見に当てはまらない、裁量のある大企業や、転勤の可能性の少ない大企業、キャリアアップが望める中小企業、強い財務基盤があり大企業に負けない待遇の中小企業など、規模ではなく転職理由を解決できる企業の提案をさせていただくように努めております。

是非、ご相談ください。

 
この記事を書いたコンサルタント荒井 勇貴(Arai Yuki)


 
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