リンク・アンビション
について
転職
をお考えの方へ
中途採用
をお考えの方へ

転職コラム&ブログ

転職回数、学歴、選考フロー【令和時代で企業の採用条件緩和】 [転職・キャリアコラムVol.144]

こんにちは
リージョナルキャリア静岡 キャリアコンサルタント 種市です。

求人倍率も高止まり、深刻な人材不足も問題となっている中で、
採用意欲の高い企業を中心に長らくハードルとなっていた項目の条件緩和が進んでいます。
自分も引っかかるかと気にされている方がいましたら参考にしてみて下さい。

転職回数


これは日々、厳しくなくなっていると実感しています。
少し前までは大手ではメンバークラスで転職回数1~2回、管理職などのミドルクラスで
3回まで、など制限がありましたが、採用難職種を中心に緩和が進んでいます。
要因としてはコロナ禍を経たテレワーク採用で採用競合が全国(特に首都圏)企業となったため、ここで制限してしまうと優秀な人材と面接する機会すら得られないためです。
IT含むエンジニアや海外関連職種など専門性が高いポジションで顕著です。


学歴


こちらも大手中心に大卒以上のポジションが多くみられてきましたが、
戦力として採用する場合に学歴よりも経験という考え方が広がっています。
ただ上記の転職回数ほどではないことと、また条件面で大卒と差があるなど全てがフラットになるにはまだ時間がかかりそうです。
そしてこの場合は経歴が重要となるため「何を、どのくらい、どんな役割で」を実績として職務経歴書にまとめられるかがポイント。
求人に「大卒以上」となっていても求められている経験が合致していれば
応募してみると通過するケースも増えています。


選考フロー


売り手市場の人材は複数の企業からアプローチされることが当たり前との認識から、
選考フローを見直す企業も増えています。
具体的にはWEB完結で有休を使わずに面接を完結できる企業が増えました。
最近では対面面接を絶対とする企業へ選考辞退する求職者もいます。
また大手家電メーカーは面接を1回とし、とにかく内定までのスピード感で競合に負けないような取り組みを始めました。
こういった動きは、複数社応募をしやすくなり転職の選択肢も増えるためとても良い取り組みと思います。


変わらない制限


お問い合わせが多い「テレワーク」「副業」については地方ではあまり変わりなく
一度テレワークを導入したものの出社頻度を増やす動きや、一方で週●日から在宅を認めていく等、
企業側の動きも様々です。
また年齢制限についても顕在化している求人については、部署構成でターゲット年齢を定めている都合で
柔軟に検討するというのは難しいようです。
転職市場は常に変化しています。
採用したい人材がフルリモート勤務OKの都内企業に持っていかれる経験を踏まえて変化が起きたように、今後も採用難が続くことが予想されるため色んな変化が起きていきそうです。



 
 
【転職・キャリアのご相談】|申し込みフォーム




 

 
 
この記事を書いたコンサルタント|種市 一仁




 

< リージョナルキャリア静岡 LINE公式アカウントをはじめました >
静岡の転職・キャリアに関する最新情報収集はこちらから!
ぜひお友だちになってくださいね^^
LINE公式アカウント 友だち追加