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【企業訪問】ヤマハ発動機株式会社 マリン事業部(工場見学~ボート試乗体験) [転職・キャリアコラムVol.141]

こんにちは リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)キャリアコンサルタントの伊藤です。



先日、ヤマハ発動機株式会社 マリン事業部のマザー工場である袋井南工場の見学、そこから浜名湖のヤマハマリーナへ移動し、ボートに試乗するという大変貴重な機会を頂くことができました。
同社は2023年12月期第3四半期では過去最高の売上高、営業利益を達成。
(売上高は1兆8,352億円、営業利益は2,082億円。営業利益2,000億円超えは初。)
その要因としてコア事業である二輪車とマリン事業が好調だったという背景があります。

今回は、マリン事業部について詳しくお伝えします。



マリン事業について



同社のマリン事業は1950年代に事業開始。

60年以上の歴史があります。全社の第3四半期連結の営業利益、2,082億円のうち、マリン事業部は944億円の営業利益、事業全体約半数の営業利益を出している事業部です。
(二輪含むランドモビリティ事業の営業利益は1,060億円)

マリン事業部では船外機、ボート、ウオータービークルといった製品を製造しており、
国内シェア70%以上、世界シェア35%、製品の利益率は21%という高収益事業部です。



                                            

マリン事業部 袋井南工場訪問




袋井工場はマリン事業部のマザー工場です。


ここ以外にも国内外に製造拠点がありますが、
主力製品である船外機は袋井南工場で製造され出荷されていくそうです。



工場内は自動化されている工程も多く、部品を運ぶ無人輸送車が工場内を移動していました。
開発メンバーは2階にあるオフィスにいる為、製造現場の近くで開発を行える環境になっています。
製造現場では外国の方も多く働いていました。
エラーの出ない仕組みや、生産目標がラインごと共有されており一人一人の真剣な表情が印象的でした。




この日は工場内の社食でランチを頂く事になり、社員の方に混ざってお昼を頂きました。


定食、麺類、丼物から好きなメニューを選び、開放的な食堂で食べることができます。
値段は全メニュー350円との事でした。

ヤマハマリーナ ボート試乗体験


袋井工場から高速道路を使って30分程の場所にヤマハマリーナがあります。ここはボート所有者から預かっているボートの他、ヤマハ発動機保有のボートが並んでおり、間近で見るとかなり迫力があります。



マリーナ内を案内して頂いた後はいよいよ試乗です。




この日は快晴でしたが、あいにく風が強く、湖面には小さな波が立っていました。




船外機が力強く動き出すと、あっという間にマリーナが遠ざかっていきました。




時速70キロ程度でしたが、体感スピードはそれ以上です。



ちなみに、ヤマハ発動機の社員の方はマリンスポーツを愛する方が多いそうで、この日案内して頂いた社員の方も、釣りやウオータービークルなど、休日は海や浜名湖で楽しむ方も多いとのことでした。

マリン事業部の魅力


・マリンを愛する集団。人に魅力のある組織
・海・山で遊びを通じて、活き活きと仕事に打ち込める
・フラットな組織、チャレンジを応援してくれる組織風土

これらは同事業部の方から伺った話です。
漁船に使用される船外機からスタートした同事業部は、一貫した現場主義を行う事でユーザーの信頼を獲得してきました。

事業がスタートした当初は順風満帆とは行かず、船外機を “損害機”と社内でも揶揄されたそうです。
しかし今では同社の稼ぎ頭にまで成長してきました。
「ヤマハ発動機がやらないと日本のマリン産業は拡大しない」と言われるまでになった同社の船外機事業は、今では社内で「ラッキーインダストリー」と言われているそうです。

世界的なウォータースポーツとボート遊びの増加は、船外機の需要を増加させる可能性が高く、船外機市場規模は今後数年間、健全な成長を記録すると予想されています。



ヤマハ発動機 マリン事業部の中途採用について


今回、マリン事業部の採用に対する本気度がひしひしと伝わるお話を聞くことができました。
ヤマハ発動機社は離職率が大変低く、これまでキャリア採用は積極的に行ってきませんでした。

現在、全社のキャリア採用比率は28.7%、マリン事業部のキャリア採用比率は22.1%だそうです。
先進国を中心とした大型船外機市場が拡大する中で、更に市場シェアを伸ばしていくことを目標に来年以降は積極的に人員強化を進めていくそうです。
具体的には2024年135名の採用を計画しており、今後3年間で300名以上の即戦力人材を採用していくとのことでした。事業部単体での採用人数が100名越えですので、会社としても同事業部にかける期待の大きさが伺えます。

また、特筆すべきはマリン事業部のHRBP(戦略組織人事)の充実ぶりです。
マリン人材戦略部には、人に寄り添う「人材開発グループ」、強いチームを作る「組織活性グループ」、組織風土をつくる「教育育成グループ」と3つのグループに分かれており、従業員のサポート体制は万全だと感じました。キャリア採用で入社される方の満足度もとても高く、皆さん大変充実している様子が伺えました。

会社としても積極的な投資拡大を行っているマリン事業部は、フラットな組織で積極的に挑戦したいという方には必ず幸せになれる事業部だと言えます。


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この記事を書いたコンサルタント|伊藤 雅隆




 
 
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