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静岡県が誇る、ハイブリッド(HEV)用電池世界シェアNO.1メーカー「プライムアースEVエナジー社」のご紹介 [転職・キャリアコラムVol.129]

こんにちは。リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタント 内田です。

トヨタ自動車グループの創始者「豊田佐吉」の出身地である、静岡県湖西市に本社を構える、ハイブリッド(HEV)用電池 世界シェアNo.1メーカー、「プライムアースEVエナジー株式会社」についてご紹介します。

会社について


≪会社概要≫
■社名:プライムアースEVエナジー株式会社
本社所在地:〒431-0422 静岡県湖西市岡崎20番地
設立:1996年12月11日
従業員数:4,711名(2023年8月)
事業内容:
HEV用ニッケル水素バッテリー、リチウムイオンバッテリー、
バッテリーマネジメントシステムの開発・製造・販売。
車載用電池パックの受託試験の実施


同社は、1996年にトヨタ自動車とパナソニックの共同出資で設立されました。当時の社名は、パナソニックEVエナジー株式会社で、2010年に現在の「プライムアースEVエナジー株式会社」に社名変更されました。

ハイブリッド車の登場と、世界シェアNo.1


全世界の四輪車の保有台数は2020年に15億台を突破。先進国以外の新興国でも普及が進み、生活の利便性は格段に向上していますが、その一方で排気ガスの及ぼす大気汚染、温室効果ガスによる地球温暖化、石油資源の減少と価格上昇など、自動車産業を取り巻く問題は山積しています。その問題に対処すべく"資源"と"環境"をキーワードに開発された車がトヨタ「プリウス」です。1997年当時はまだ世界中の自動車メーカーがハイブリッド技術を確立できていませんでしたが、その心臓部を担う電池を世界に先駆けて初めて開発し量産へとつなげたのが、「プライムアースEVエナジー株式会社」です。
1996年の会社設立から現在に至るまで、ハイブリッド(HEV)用電池業界では『会社設立以来25年連続で世界シェアNo.1』を誇ります。

ガソリン車からハイブリッド車への転換 ニーズの拡大


自動車検査登録情報協会の調査によると、トヨタ「プリウス」が登場した翌年1998年のハイブリッド車の国内保有台数は3,428台でしたが、2020年には9,326,574台と約2720倍に市場が拡大しています。ちなみに電気自動車の2020年保有台数は119,159台とハイブリッド車の約1.2%程度となっています。
今後、車載用電池の需要は更に高まることが予想され、経済産業省は、トヨタとパナソニックホールディングスが共同出資するプライムプラネットエナジ―&ソリューションズ(とプライムアースEVエナジー、豊田自動織機で生産する次世代バッテリーの開発・生産にかかる事業総額3300億円に対して補助金を出す事を決定しました。国からの支援も後押しとなり、更に事業が拡大していく事が予想されます。

新工場 KOSAI Battery Park(バッテリーパーク)の稼働


プライムアースEVエナジーは静岡県湖西市に本社を置き、大森工場(湖西市)、境宿工場(湖西市)、宮城工場(宮城県)の3工場で生産を行っています。更に2024年稼働を目指し、同社最大規模となるリチウムイオン電池生産拠点を湖西市新居に建設中(新居工場)です。名称はKOSAI Battery Park(バッテリーパーク)敷地面接は東京ドーム6個分に相当する、巨大工場です。
また、それに伴い2023年9月30日、市街地から海沿いの国道1号「浜名バイパス」へ通じる新たな道路「バッテリーロード」が開通し、周辺地域の賑わいも期待されます。

業績


2023年3月発表の業績は以下の通りです。(官報掲載)

● 売 上 :2439億1000万円
● 純利益 : 167億6300万円
●利益余剰金: 542億1300万円
● 総資産 :2309億1400万円

2018年以降の業績も公開されており、推移を見ても順調に会社が成長している事が分かります。


プライムアースEVエナジー.jpg

「100年に一度の大変革の時代を生き抜くために」というメッセージを発信したトヨタ自動車の豊田章男社長の言葉からも分かるとおり、自動車業界はかつてない「パラダイムチェンジ」の時を迎えています。その変革の中でも、大きな成長と投資を続けている「プライムアースEVエナジー」。更なるニーズの拡大、政府からの後押し、最大級の新工場建設、自動車業界内はもちろん、静岡県内企業でも最も勢いのある企業の1社で有る事は間違いありません。

中途採用について


弊社では、プライムアースEVエナジー社のキャリア採用を支援させて頂いております。
現在の公開求人一覧は > こちら < からご覧ください。

一般的に大手メーカーでは、書類選考や面接日程調整に数週間かかる事も良くありますが、プライムアースEVエナジーにおいては、非常にスピード感を持って採用を進めて頂けます。また、学歴や年齢、転職社数などのスペックだけに囚われず、その方のポテンシャルやご経験を最も重視した採用を行いますので、大手メーカーでありながらも、スタートアップベンチャーの様な柔軟性も兼ね備えており、転職市場において希少性の高い企業だと感じます。

また、今年6月には、全従業員向けにデジタル教育を学ぶための社内学校「デジタルカレッジ」を開設しました。プライムアースEVエナジー社では、現在社内に20人ほどいるデジタル人材を2年後の2025年に一気に30倍の600人へと増やす計画があるということです。
同社では、採用はもちろん、人材育成にも力をいれており、研修などを通じて入社後のスキルアップを継続できる仕組みが構築されています。

複数のポジションでご提案が可能ですので、もしご興味あれば是非ご相談ください。




今回は「プライムアースEVエナジー社」についてお伝えしましたが、すぐの転職ではなく、どんな会社があるのか知りたい、等のご相談も可能です。
是非、お気軽にご相談ください。




この記事を書いたコンサルタント:


内田 康太(Uchida Kouta)
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:静岡1982年、静岡市(旧清水市)生まれ。
大学を卒業後、産業用機械メーカーに技術営業として入社。
その後、株式会社リクルートに転職し、採用広告領域の経験を積み、
チーフ職としてマネジメント業務も経験。
東京都内で販促系広告会社の立ち上げに参画した後、静岡にUターン。
メディア運営会社で事業部長として営業企画、
メディア運営、収益管理、自社採用業務に携わる。
2018年、株式会社リンク・アンビションに入社。


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