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静岡県への移住で実感した「地方で子育て」のメリットとは。 [転職・キャリアコラムVol.118]

こんにちは、リージョナルキャリア静岡(運営:株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの溝口です。

子育て支援・ヘルスケア関連の事業を行う株式会社カラダノート(東証グロース上場企業)が子育て世代に行ったアンケート調査によると、豊かな子育て環境と地域コミュニティを求めて、約4割が「地方移住に関心があり」と答えたそうです。
(出典:子育て世代の移住に関するアンケート


私は、3年前に妻と子供3人(当時小学2年生、幼稚園年長、9ヶ月)と一緒に、静岡県富士市へ移住をしました。今回はそんな日々の暮らしの中で実感する、地方で子育てをするメリットをお話していきたいと思います。


地方で子育てをする5つのメリット


  

①自然が近い環境で生活できる



私が今住んでいる富士市は、静岡市へ在来線で40分、東京へは新幹線で1時間程度で行けるアクセスの良さもあり、県内で3番目と比較的人口の多い市ですが、海、山、川、田、畑が近いのどかな地域です。
ある程度の利便性も考えて住宅地(市街地)に家を建てたため、幼い子供だけで海や山に行くことは難しいですが、休日には気軽にキャンプやシュノーケリングに出かけて自然の中での遊び「原体験」が可能です。

原体験とは自然物を使った遊びのこと。
"火、石、土、水、木、草、動物"の7つの自然物を使うことで、子供の五感を刺激し育むことができます。
また、近年の研究では外遊びに熱中することで、自己肯定感が高く、「社会を生き抜く能力」が高まるとも言われています。



車に乗って30分~1時間程度でこういった体験ができれば大人も気楽。天気や他のスケジュール次第で、「よし、明日は時間があるから海に行こうか」なんて予定の決め方も可能なのです。





  

②地域の方と触れ合い・コミュニケーション



家の近所には子供も多いですが、おじいちゃんおばあちゃんも数多く暮らしています。
子供達には勉強はもとより、挨拶はちゃんとするように言い聞かせていますが、
このおじいちゃんおばあちゃん達との触れ合いやコミュニケーションが取れるのも良いことだと思っています。
庭にいても歩いていても、特に子供がいるとよく話しかけてくれます。

引っ越してきて3年、コロナ禍の自粛期間もあり、もともとの地元でもなく新参者の一家ですが、大きくなったねぇ、引っ越してきたときはまだこれくらいだったよねぇ、と成長を見ていてくれ、新鮮な野菜をもらったり、子供に折り紙を折ってもらったり。現在4歳の末っ子は「あそこのおばあちゃんは、こんなの作れるんだよ」などと見せてくれ、その交流を楽しんでいるようです。皆さん優しくて温かい方ばかりです。





  

③家族で広々とした家に住める



東京郊外で育った私は、東京にもある程度のどかな地域があることは知っています。
そして、物流がこれだけ発達した今、物価の差はそこまでないとも感じています。
ただ首都圏と地方で圧倒的に価格が違うもの。それは土地です。坪単価で比較するとその東京郊外と比べて富士市は5分の1~8分の1。
グッと資金を抑えても広い土地を購入できるため、概して一軒あたりの空間が広く、隣り合う家同士の距離に余裕があります。

我が家の3姉弟は、毎日大声で歌ったり笑ったり泣いたり喧嘩したりと騒がしく、首都圏のマンションや密接した家同士だと、自分の子供の声が周りに迷惑をかけていないかとても気になります。というか、間違いなく苦情が来るレベルでしょう。。。
きっとうるさくしないよう子供を叱ることとなり、大人も子供も強いストレスを感じていたと思いますが、地方ではこの広いスペースが騒音を和らげてくれ、こちらのストレスも軽減してくれます。

また、庭は近所の友達との遊び場、集まる場所になっていて、地域コミュニティに溶け込むのに一役買ってくれています。




  

④車で移動が完結できる



公共交通機関で子供を連れて移動するのはとても大変。
都会で人ごみの中、荷物をかかえ乗り換えて歩いてとなればなおさらです。
迷子にならないか、危ないことをしないか、周囲に迷惑をかけないか、子供3人に対して、大人が2人いてもぐったり。

その点、地方での生活は、買い物にしても遊びにしても、ほとんどの目的地に駐車場が完備され車で行けます。
公共交通機関でどこにでも行けてしまうのは東京をはじめとする都会の魅力だと思いますが、うるさくても、ぐずっても、途中で寝ても、汚れてしまっても、荷物が多くなっても、とりあえず車に乗ってしまえばなんとかなる、というこの絶大な安心感。
小さな子を持つ親として手放せない環境です。




  

⑤実家のサポートが得られる



子供が小さいときは体調を崩しがち。
特に保育園や幼稚園ではいろいろなものをもらってきますが、そのたびに仕事を休んだり、途中で園から「迎えに来て下さい」と連絡があって迎えに行かなくてはいけないのは大変です。
それも一度や二度ではなく、しょっちゅう起こるので、育休明けや入社直後となると、休みを取るのも気まずくなったり、そもそも有休がまだなかったりすることも。
我が家は私が在宅勤務かつ妻はパートということもあって、できるだけ妻と協力して自分達で完結していますが、それでもいざという時には親に対応してもらったり、春休みや夏休みに実家に遊びに行かせられるのは助かります。




できれば、子供は小さいうちに移住するのがおすすめ


いかがだったでしょうか。
我が家、そして富士市の場合ということでしたが、地方での子育てであれば多くの方が感じているメリットではないかと思います。
地方で子育てを考えられているなら、特に子供が小さいうちは、子供も親もそのメリットが大きく感じられるはずです。

また子供が小さいうちは、親も一緒に行動するため、子供をきっかけに親同士が仲良くなりやすいという視点もあります。
冒頭でご紹介したアンケートでは、約4割が地方での子育てに関心のあると回答した一方で、地域コミュニティに馴染めるか不安を感じていることもわかりました。
子供が転校先、転園先などでうまく馴染んでくれるか、私や妻も不安であり心配でした。
幸運にも子供達それぞれが勇気をもって友達に声をかけたり、反対にうちの子供達に声をかけてくれる友達がいて、妻や友達の親達もサポートしてくれて、少しずつ地域に馴染んでいけたのだと思います。

努力や助けがあってこそですが、子供の打ち解けやすさや、親が地域コミュニティに馴染むためにも、地方で子育てを考えられているなら、子供が小さいうちの移住がおすすめです。


家族を連れてのUIターン転職は、家族の不安を少しでも軽くするためにも、治安、教育や医療の環境、育児支援制度などの情報収集をしっかり行い、移住前に転職先をしっかりと決めておくことも重要です。
暮らしたい場所で思い切り働けるようにお力になれると思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。




 

この記事を書いたコンサルタント:

溝口 拓
Mizoguchi Taku
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:静岡
1983年生まれ。中央大学卒業後、株式会社ぐるなび入社。
東京本社での勤務を経て、営業リーダー職として、広島、山口、名古屋へと赴任。
老舗料亭から全国展開のチェーン店まで、のべ2,000軒以上の飲食店を担当し、
集客支援をメインに、それぞれの経営者が抱える課題解決のサポートを経験。
また、飲食店のサポートをしながら、
食を通した地域の魅力発信にも携わる。2020年に静岡へ移住。
「暮らしたいところで思い切り働く」という理念に共感し、株式会社リンク・アンビションに入社。


 
「大切な人のそばで、らしく暮らす。心が安らぐ街で、あつく働く。」
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