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【実践:面接編】面接官が聞きたい転職理由 [転職・キャリアコラムVol.117]

こんにちは リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)キャリアコンサルタントの種市です。

前回、面接の基本パターンから効果的な対策を書きました。


以前に比べ転職は当たり前の時代になってきました。
それ故に辞めやすい時代で、面接官も「なぜ辞めたいか」をジャッジ基準の一つとしています。

転職理由と退職のきっかけを混同しない


転職する人の多くが、現職での不満が転職理由になっています。
ここで気を付けてほしいのは、「不満を解消したいから転職したい」と伝わると、
面接官は、「また転職してしまうのではないか」という再現性を気にしてしまいます。
抱えている不満はあくまできっかけであり、伝えるべき転職理由と異なります。
そうならないためにも改めて不満を見直し、転職理由を抽出しましょう。

不満から転職理由を抽出する方法


例えば「上司と上手くいかず転職したい」という不満だとしましょう。
実際には、人使いも荒く、無駄な業務で残業が増えているということはあるでしょう、
このまま伝えると上述のように、ただの不満として伝わり、転職してもまた辞めてしまうのではないかという印象を与えてしまいます。
しかし掘り下げて話を聞いてみると、仕事を任せてもらえない、裁量のある仕事ができない等
上司と上手くいかないことによって、できていないことや実現したいことが 出てきます。
単なる不満から転職理由を抽出できました。

強み→転職理由→志望動機の順で一貫性を


あとは前回説明した【三角形の図】のように整合性を持たせます。


(【三角の図】 参考元:転職メソッド)

○○が強み→不満から抽出した転職理由→□□をやっていきたい

この順で矛盾がないか検証し、今の職場で実現できないことかをプラスで意識しておくと、より説得力のある転職理由となります。

 

この記事を書いたキャリアコンサルタント


種市 一仁
Taneichi Kazuyoshi
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:静岡
2004年に株式会社リクルート入社(タウンワーク仙台版創業期)、
2007年に営業リーダーに昇格。
2008年に株式会社リクルートHRマーケティングへチーフ職で転籍、
企業へ人材採用を提案するとともに、自社メンバーの教育を行う。
2010年、3Q東西事業部 最優秀チーム賞受賞(40チーム中)。
2011年にリクルートHRマーケティングを退職し、
「働きたい場所で働く」ために静岡県にて株式会社リンク・アンビション設立に参画。
2014年に浜松拠点を立ち上げ、拠点長に就任。


「大切な人のそばで、らしく暮らす。心が安らぐ街で、あつく働く。」
家族志向の移住、上昇志向の転職を実現したい方はご相談ください。






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