仕事で感じるストレスの原因とは [転職コラムVol.100]
キャリア形成コンサルタント 伊藤
2022年10月12日(水)
こんにちは。リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)キャリアコンサルタントの伊藤です。
仕事をしている人は何かしら大なり小なり「ストレス」を感じているのではないでしょうか。
転職を考えている方は、この「ストレス」を大きく感じているケースが多いと感じます。
程度にもよりますが、正体の見えづらい「ストレス」について考えてみます。
ストレスと言って思い浮かぶもの
どんなものをイメージするでしょうか。“取引先との関係がうまくいかない”を思い浮かべる方もいれば、“上司とソリが合わない”を思い浮かべる方など、ストレスでイメージするものは様々です。ストレスを理解する上で重要な事は、ストレスの要因が何か、それによって身体的、精神的にどの様な影響が出ているかをしっかりと考えてみる事が大事です。
ストレス理論
生理学者のハンス・セリエ氏はストレスに対して身体が取る防御の型は普遍的と提唱しています。
簡単にまとめると、警告期→抵抗期→疲弊期という過程を経ていくそうです。
警告期:ストレスを受けて体が反応する時期(イライラする、疲れやすい、ミスが増える)
抵抗期:ストレスに対して身体が抵抗、適応する(血圧の変化、仕事を抱え込む)
疲弊期:抵抗の結果、体調を崩す(体が動かなくなる、仕事を休みがちになる)
これらを1936年という90年近く前に発表していたというので驚きます。
働く中でのストレス
ストレスは様々ですが、6つのタイプに分けた資料がありますのでご紹介します。
(参考:Cooper,C.L&Cartwright,1994)
「ストレス」を感じている場合、これらのどこに当てはまるか整理してみる事で、原因発見に役に立ちます。
ストレスマネジメント
ストレスが職業生活や日常生活に与える影響は少なくありません。
ですから、その「ストレス」をうまく捉える事が大切だと考えられています。
まずはストレスに気づく事が大事ですが、一人で考えていても自分自身の事は分かりにくいものです。
友人、家族などと話をする中で、何にストレスを感じているか、客観的に見つめる事が出来ます。
職場であれば、職場での人間関係を活かすことは有効です。職場の人間関係が原因の場合も
ありますが、同時に状況を良く知るだけに大きなサポート資源にもなります。
それ以外に生活スタイルを見直す事も効果があると考えられています。
睡眠時間の見直し、運動を習慣にする、食生活の見直しなど、出来る事から実行していくと、新たな生きがいや楽しみが見つかりストレスが軽くなる事があります。
リラックス時間・余充実
ストレス解消法は人それぞれ持っていると思います。
好きな音楽を聴く、映画鑑賞、ゆっくりお風呂に入るなど、すぐに始められる事も沢山あります。
リラックスする事はとても重要です。
ただし、完全に眠っている状態よりも、意識がある中でリラックス状態を作る方が有効という説もあります。
正解があるわけではないので、自分自身で見つけていくのが良いと思います。
最後に
私自身もストレスについて考えていてみると、思い当たる事がいくつか浮かんできました。
私は健康な状態でいることが、生活していく上で最も大事な事だと考えています。
心がけている事は生活リズムで、体調をコントロール出来るペースを知る事が大事だと思います。そうしていく中で、ストレスともうまく付き合っている気がしています。
キャリア相談の中で、「人に話したらスッキリした」「ずっと抱えていたストレスから解放され、これからやるべきことが明確になった」という事もよくあります。是非、私どもキャリアコンサルタントにご相談ください。
この記事を書いたキャリアコンサルタント:
転職をすべきかどうか悩んでいる方からの相談も多くいただいています。
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