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「転職エージェントの見極め方」と「転職理由ランキングTOP10」  <転職コラム Vol.078>

こんにちは、愛知担当のコンサルタント  花木です。
 
最近、転職をお考えの方にお話をお伺いする中で、
当社はもちろん他の転職エージェントについてもご意見を頂くことが多いので、
今回は『転職エージェントの見極め方』についてお話をしたいと思います。

まず一番重要なことは、転職エージェントの転職相談は、転職ありきで進めないほうがよい、ということです。

はっきりと申し上げると転職というのは、良いことばかりではなく、無論リスクも抱えています。
そのため、スタートから転職ありきで話を進めていくことには少し違和感を感じます。
転職自体を迷っている状況や、現在の転職に至る理由が明確でない、
次の会社で叶えたいものが明確でない、といった状態で転職をしても、次の会社で成功するとは限りません。

エージェント各社のスタンスはそれぞれあるかとは思いますが、
私としては転職エージェントの仕事とは本来、『転職をお手伝いすること』がゴールではなく、
『転職をした後、転職先で活躍・満足できるまで』がゴールでありたいと考えています。

また、現在抱えている現職への課題が解決されるかどうかが大切で、あくまで転職はその選択肢のひとつです。
そのため場合によっては現職に残るということが適しているということもあります。
転職エージェントが転職ありきではなく、
自分の考えや価値観を大切にしたアドバイスをしてくれているかということは見極めの重要ポイントだと思います。

転職に関わる事情は人それぞれであり、あくまで一般論ですが、
2021年上半期に弊社へ転職のご相談をしていただき、
無事、ご希望の転職を実現された方の退職理由・転職理由をとりまとめた『転職理由ランキングTOP10』を見てみたいと思います。



1位は「プライベートな事情により転居・Uターンの必要性が発生」
弊社は、地場に根差した企業への転職サポートを専門にしているため
UターンやIターンのご事情により転職をお考えの方のご相談が圧倒的に多い結果になりました。
中でも、ご結婚や、お子様が生まれたことによりご両親のサポートを期待しての転居、ご両親が高齢になり介護を見越したUターンなどが多いです。

2位は「会社の経営方針・経営状況が変化した、将来性が不安」
業績不振、会社廃業、支店閉鎖、事業縮小など、今年度上半期の転職理由にはコロナによる影響も出ているものもありました。
また、不況に際しての会社の対応などから、将来性を不安に思うようになったという方もいます。

3位、5位には「給与が低い」「慢性的な長時間残業」「休みが取れない」などの労働時間・環境に対する不満が挙がりました。
給与については、管理職になっても上らないことがわかっていたり、
頭打ちになって今後の昇給が見込めず、会社への交渉なども叶わないといったケースです。
ただ、同じように「給与が低い、上らない」と言ったことで悩んでいる方が気を付けなければいけないのは、
昇給が厳しいのはコロナの間だけのことであったり、他社に移っても似たような状況であったりするかもしれないということです。
ご相談に来られる方の中にはリスクをとって転職をする必要はないケースも見受けられます。
5位の長時間勤務、休みが取れないという「慢性的な長期残業」「休みが取れない」
この課題については確かに会社の体質という問題もあり、なかなか解決は難しいかもしれません。

7~8位にランクインした
「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らない」「仕事の進め方が合わない」「社風が合わない」といった人間関係や風土などについて。
長年我慢してきた、改善を何度も進言しているが風土的に改善の見込みが無い、と言った場合です。
こちらについても現在同じ悩みを抱えている方は、
部署異動や上司・会社の上層部としっかりと話し合う機会を持てれば、中には解決できる問題もあるかもしれません。
普段から上層部や上司としっかりとお話をしている人は少なく、
実際今の自分の環境で、お話をすることなく見切りをつけているケースも多くお伺いします。
その場合は、もしかしたら転職ではなく、現職への残留を提言させていただくかもしれません。
 
 
転職エージェントは担当させて頂く方の人生の転機となる場に立ち会うため、
勝手ながら毎回のように責任を感じています。
転職エージェントとはいえ、担当する方の人生を考えるのであれば、
その方が本当に転職すべきか?をまず、一緒に考えることが大切だと考えます。
お仕事をお探しの方にはエージェントの姿勢を見極めるひとつの基軸として
「転職ありきではなく、自分の価値観や、その先の人生を考えたアドバイスをしてくれているか」を考えて頂きたいと思います。

私も転職エージェント歴が既に10年を超えて、色々と見てきた部分もございます。
転職をすべきか否か等のご相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
ご相談お待ちしております。




この記事を書いたコンサルタント



花木  晃(Hanaki  Akira)
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:愛知

2006年、グローバルに展開する転職エージェント、JAC Recruitmentに入社。
40代以上のミドルからエグゼクティブ層の求職者を担当。エンジニアスキル理解の社内講師も担当。
その後、複数の転職エージェントにて、事業部立ち上げを経験。
2016年、事業会社にてマネージャーとして人事および経営管理業務に従事。
人事業務全般(制度・採用・労務全般)・会社の数字管理を行いつつ、会社の事業計画の策定を行う。
2020年、求職者にしっかりと寄り添った事業を展開する
「リージョナルスタイル」に共感し、株式会社リンク・アンビションに入社。

愛知県の転職をお考えの方はぜひ花木にご相談ください。






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