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静岡県2回目の緊急事態宣言下における採用選考の現状/静岡県外からの転職活動 <転職コラムVol.070>

こんにちは、コンサルタントの池戸です。

新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年以降、企業の選考プロセスに変化があり、多くの企業でWeb面接が取り入れられました。
これまでは、面接のため平日に有給を取る必要がありましたが、
Web面接だと企業への移動時間がなくなるため時間有給のみで対応ができ、
県外からの転職の場合は長距離の移動の必要がなくなり交通費が節約できるなど、面接を受ける側は選考に臨みやすくなったと思います。

実際にWeb面接を受ける際のコツはこちらのコラムをご覧ください。
Web面接の準備と注意点
事前に読んでおくと、スムーズに面接に入れると思います。

ただ、内定まで全てWeb面接で完結する選考を行う静岡県の企業は一部の大手企業やIT企業を除きまれです。
「直接会って話がしたい」「最終面接は経営者と直接会ってもらいたい」という理由で対面面接を選考プロセスのいずれかで実施する企業がほとんど。

我々、コンサルタントとしても可能な限り選考過程において一度は企業に訪問することをおすすめしています。
企業に訪問してはじめてわかる職場の雰囲気や社員の方の人柄など、対面でなければわからないことが多くあり、企業への訪問なしで意思決定を行うことはリスクがあると考えます。

 

❚ 静岡県2回目の緊急事態宣言下/採用選考の状況

昨年の1回目の緊急事態宣言の際は、静岡県では大手企業を中心に採用活動自体をストップする企業が多くみられました。
応募者によっては選考が数か月とまってしまう、という事もあり、企業もどういった形で採用活動を進めていいか手探りの状況だったと思います。
現在出ている静岡県にとって2回目の緊急事態宣言下では、上記Web面接の実施や企業の感染対策の成熟などで、選考自体が完全にストップしてしまう例はほとんどありません。

特に静岡県内在住の方で、面接のために県を跨ぐ移動が必要ないケースは対面面接も実施している事が多いです。
一方、県を跨いだ移動が必要な静岡県外在住の方は面接の実施が緊急事態宣言明けまで延期される、といったケースが出ています。

面接の実施が延期される場合、
転職、移住時期が希望とずれてしまう
内定をもらっている別の企業と選考スピードが合わず比較検討した上で入社する企業を決めることができない
退職が決まっている場合、離職期間ができてしまう
などのリスクが考えられます。

個人でできることは限られているかもしれませんが、上記を加味し転職活動の進め方を改めて考えてみるのもいいかもしれません。
コロナ禍で流動的な状況ですが、少しのスケジュールの遅れが転職活動に意思決定に影響することもあります。
「全て思い通りに」とはもちろん行きませんが、「こういったスケジュールで進めたい」「ここまでに内定を得たい」という想定はぜひ担当コンサルと共有してください。
その要望の現実的な実現可能性をお伝えできると思いますし、なるべく希望に沿えるよう尽力します。

 

最後に、静岡県内企業の選考実施状況の一部をご紹介します。
県外からの面接も各種取組みで実施している例もございますので、ぜひ参考までにご覧ください。

スズキ株式会社
ヤマハ発動機株式会社
一次面接から最終面接まで、すべてWeb面接にて実施しています。(2021年9月時点)
静岡県を引っ張る大手企業でもWeb面接で完結する選考を取り入れています。

 ●株式会社静岡新聞社
基本的にWebにて各種選考(筆記試験、一次面接)が進みますが、経営層との最終面接のみ対面で実施しています。
その際、面接日の前日・前々日のいずれかにPCR検査を受け、陰性の証明を得ることを訪問の条件としています。

特種東海製紙株式会社
東証一部上場の製紙メーカーである同社の島田工場では、選考中に工場見学を行うため、特別な場合を除き対面面接を行っています。
県外からの訪問の場合、守衛にて抗原検査を行い陰性が確認でき次第、面接を実施しています。

各社の選考実施状況については、弊社の各担当コンサルタントが把握しておりますので、遠慮なくお問合せ下さい。

 

冒頭でもお伝えしましたように
1次面接では、対面・Webを選択制にして実施する企業も多くはなったもののWebのみで選考が完結する企業は静岡県内の大手上場企業を含めても全体の1割に満たない状況です。
最終面接において対面を希望しているケースは多いですが、以前の複数回訪問があたりまえだった状況と比べると、静岡県へのUターン・Iターン転職の活動は行いやすくなっています。

市況としても求人数が2020年5月に底打ちし、それ以降は右肩上がりで2回目以降の緊急事態宣言の影響も少ない状況です。
9月末まで緊急事態宣言やまん防が実施されますが求人数は増え続けており、2020年とは大きく市況が変わってきていると感じます。
こうした採用活動のトレンドや市況感などの情報提供もわれわれコンサルタントは承っております。
コロナの影響で流動的な状況でありますが、不安な点や気になることがあれば遠慮なく担当コンサルにご相談ください。

 

この記事を書いたコンサルタント:池戸 岳(Ikedo Gaku)

 



 

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