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どんな視点をもって転職理由を伝えるべきか <転職コラムVol.067>

こんにちは、コンサルタントの花木です。

日頃 転職についてのご相談をいただく中で、
「転職理由をどう伝えるのがベストか。」というご質問を多くいただきます。

以前 「転職理由を聞かれたらどう伝えるか」というコラムでは
基本となる転職理由の伝え方、伝える内容についてお伝えしましたが、
・「転職理由を聞かれたらどう伝えるか」 https://linkambition.jp/columns/017/
・UIターンの方の転職理由の伝え方 https://linkambition.jp/columns/054/
     
本当にとても多いご質問ですので、今回は、さらに踏み込んで
「どんな視点をもって転職理由を伝えるべきか」ということについて、具体例を出してお話しさせていただきたいと思います。

転職理由については様々なケースがありますが、
定義としては“ 客観的に見た際に納得感のある転職理由 ”
採用企業にも納得していただける退職理由かと思います。
主観に基づいたネガティヴな転職理由は、企業様人事にとっても良い印象を抱かないことが多いからです。

例えば面接に訪れた際に、現職の企業の文句を一方的に話される方の印象は、受け手にとって、あまり良いものではありません。
現職に不満があるのは当然で、だから転職をされるという判断に至っているのですが、問題はその伝え方です。

<例>
会社内でパワハラがあり、自分には直接的な事象はないが、人が多く辞めていく企業体質。
     
会社に訴えても体制に変更がない。という会社。
 
       
*上記の状況での退職理由を2つ用意してみました。
 
A.会社内でパワハラがあるので、この会社にはいたくない。
  新しい環境で心機一転活躍したいと考えたため。
 
B.会社内でパワハラがあり、会社としても改善の傾向が見られない。
  自身の直接パワハラが行われたわけではないが、パワハラを咎めず、
  多くの社員が辞めていくという社内体制に強い不信感を感じており、 
  新しい環境で心機一転活躍したいと考えたため。

Aは、パワハラという事実は述べているものの、それによりどのような弊害が出ているのか?また、会社が知った上で容認しているのか?が伝わりません。
それによりどのような気持ちを会社に抱き、「転職をしたい。」という気持ちに至ったのか?についての明記がなく、
主観に基づいた説明だけのため、個人的に何か嫌な思いをして、一方的に不満を募らせて会社を辞めたいのかな?という印象を抱きます。

対してBは、
事実としてパワハラがある→それにより社員が多く辞めている→会社の体制としてそれを容認している→会社の姿勢に不信感を抱く→だから辞めたい
というように、客観的事実に基づく転職理由に関する内容が理路整然とされています。

書類選考や面接の際での退職理由に企業が求めているのは、“ 納得感 ”です。
そのため、客観的に見た上でも理路整然としている退職理由に落とし込み、しっかりと企業に伝えることが、書類選考や面接通過の大きなポイントになるかと思われます。

 

当社では、求人情報のみならず、面接対策等にも力を入れております。
転職活動を行う中で、今回のような、「転職理由をどう伝えるべきか」といった疑問や「どうすべきか」といった迷いはいくつも出てくるかと思います。
ほかにも
「志望動機を書いたが自信がない。添削してもらえるか」
「〇〇会社はどんな社風で、どんな人たちが働いているか」
など、さまざまな疑問が出てくるかと思います。
弊社に転職のご相談をいただいている方には、疑問がわいたその都度、ご遠慮なくご質問いただいております。
もちろん、転職支援のプロとして、きちんとお一人おひとりに合ったアドバイスや回答をいたしますが、相談のしやすさという面では、頼りになる友人に相談するような気持ちで、お考えをお伝えいただけたらと思います。

 

 

この記事を書いたコンサルタント:花木  晃(Hanaki Akira)

 





 

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