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転職先選びにおける認知バイアスとは <転職コラムVol.055>

こんにちは キャリアコンサルタントの原口です。

今回は、転職などのキャリア選択にとても大きな影響を及ぼす認知バイアスについて書かせて頂きます。

転職活動の成否を決めるポイントはいくつもありますが、最大のポイントは実は自分自身の中にあります。
いわゆる認知バイアスというもので、転職を考える以前から見聞きした情報で自分の中に出来上がってしまった先入観が、気づかないうちに数多くの選択肢を潰してしまい意思決定に影響を与えるケースが多く起こっています。

例えば、「大手企業に入社すれば全て〇〇だ」「中小零細企業など小さな会社は全て〇〇がない」「全ての〇〇業界は将来性がない」「契約社員は全て〇〇だ」といったようなことで普通に考えれば全てが同じであるはずはないことが分かりますが、求人情報を確認する際に全て同じに見えてしまい反射的に排除してしまうパターンに陥ります。
本人はそのつもりがなくても、私たちコンサルタントから見たら合理的でない意思決定と行動をとってしまうケースを非常に多く見てきました。

もともと思い込みや判断のバイアスは、本来は判断にかかる時間や情報処理を効率化しようとすることから生まれてきたものだそうです。

上記でも少し触れたように、企業に対する情報が十分でないときには、従業員数や売上規模などを手がかりに優良企業かどうかを推測しようとする方が多いと感じます。
こうした判断には経験則も含まれているので、必ずしも間違いとはいえない面もあります。
しかし、こうに違いないという先入観が強いと、企業の持っている素晴らしさや自身の成長機会を見逃してしまったり、転職して解決したいことを解決できるチャンスを逃がしたりすることにもなりかねません。

転職活動を行うにあたり、その転職先選びは最も重要なことの1つです。
多くの選択肢が確保できていれば問題ないかもしれませんが、私たちが転職を支援する静岡県や愛知県などでバイアスが強すぎるとNG条件だらけとなってしまい応募先がなくなり身動きが取れなくなりストレスだけが溜まっていく状態になります。
とはいえ私たちはバイアスから逃れることはできませんが、無意識の判断グセ(バイアス)が存在していることを知ることで企業選びを客観的に行うことができ納得感のある転職活動ができるようになります。

転職で一番大切なことは 、なぜ転職を検討したいのか、しなければならいのかを考え、転職することでそれが解決できそうかということです。
もちろん条件等の比較検討も重要ですが、まずは転職の目的を見極めることです。
そのために必要なことをしっかり絞り込み、なるべく選択肢を担保し、排除する条件よりも、重視する条件を基に自分の可能性を探していけば自分が納得する素晴らしい企業との幸福な出会いが創れると信じています。

最後に、転職活動は人生で何度も経験することがないからこそ、
自分自身ではノウハウがたまりにくく、企業選びも表面的な規模や年収など数値化できる情報だけで良し悪しを判断をしがちですが、
それで転職先が決まっても、
求めていた労務環境や待遇と違っていたり、仕事にやりがいを感じられなかったりすると、
せっかく入社した会社を短期間で退職することになってしまうかもしれません。

ぜひ転職のプロの意見を参考にしながら、大切な転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。


今回の記事を書いたキャリアコンサルタント:原口 翼(Haraguchi Tsubasa)






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