コンサルタント 池戸静岡県の暮らし・制度静岡県へのU・Iターン 2020年9月18日(金)
こんにちは、コンサルタントの池戸です。
ふだん静岡県へ移住希望の方と面談する機会が多いのですが
「土地感がないので希望移住地からの通勤可能エリアがわからない」
とお話をいただくことがあります。
ただでさえ横に長い静岡県。
東京と比べると車社会で、私鉄・バスなどの公共交通機関が少ないこともあり、
住みたい場所からどういった交通手段でどこまで通えるのかは、
Googleマップなどで検索するだけではイメージし難いと思います。
もちろん、我々コンサルタントは希望を伺った上で、
通勤面も加味した案件のご提案をしますが、
事前に多少でも情報があれば役に立つはず!と思い、
静岡県の各地域の特徴を私の目線で紹介する記事を書くことにしました。
今回はまず導入編としてざっくりとした静岡県の地域特徴をご紹介します。
先述の通り静岡県は横に長く、
東海道新幹線の駅は、神奈川が2つ(新横浜、小田原)あるのに対して
静岡県は6つ(熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松)もあります。
そしてこれは「静岡県ならでは」かもしれませんが
考え方としてよく県内を東・中・西の3エリアに分けることが多いです。
沼津・三島や伊豆などのある東部エリア、静岡市のある中部エリア、浜松市のある西部エリア。
例えば、東部エリアにある三島からは東京まで新幹線で約45分!
西部エリアの浜松から名古屋までは新幹線で約45分!
なのに三島と浜松は約55分!!
・・・と、東部の人からすると西部よりも東京の方が近く、
西部の人からすると、東部より名古屋の方が近い、という感覚なんです。
そのため、一口に「静岡県」と言っても、意外とこの3エリアはそれぞれの文化や特色があります。
私は前職で、静岡県の観光情報を紹介するWebサイトや雑誌の制作に携わっていたこともあり、
本企画では静岡県を東部・中部・西部に区分けして、
それぞれのエリアの概要はもちろん、
観光や主要な産業など地域資源に触れて、次回からご紹介できればと思います!
❚ 移住先の情報収集について
長年暮らすことを前提に移住先を検討する場合、
お仕事や住む地域も大切ですが、
住生活環境をきちんとチェックしましょう。
スーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院や学校などの場所や距離、
公共交通機関の時間帯や本数、その土地の雰囲気などは要チェック項目。
そういった住生活環境のチェックには、自治体が主催する移住体験ツアーがおすすめ。
1~2泊のプランで、先輩移住者からの話を聞いたり、市内の空き家見学をしたりと、
アクティビティを通じてその地域に移住するイメージをすることができます。
(※但し、コロナ禍のため移住体験ツアーは一時休止中。)
現在は、オンライン移住相談会が各地で開催されておりますので活用してみてください。
情報は静岡県が運営する移住支援サイト「ゆとりすと静岡」などに掲載されています。
このサイトは、各自治体の移住支援制度がまとまっており、
「立地(海辺、山あい等)」「特徴(サーフィン、釣り等)」から
移住先を検索できる静岡への移住ポータルサイトになっています。
移住を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
各エリアの紹介は次回『移住前に知りたい静岡県のこと』の記事から行っていきます。
次回更新日は10/23(金)です。
お時間がある際に読んでいたければ幸いです。
この記事を書いた人:リージョナルスタイル認定コンサルタント 池戸 岳(Ikedo Gaku)
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