ブログ 2022年4月21日(木)
コロナウィルス感染拡大で働き方が大きく変化し、日常的にテレワーク・在宅勤務をするようになった方も多いかと思います。
新型コロナウィルス問題が始まった2020年に、
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局がおこなった調査によると
首都圏在住者の約50%が地方移住に興味があり、
特に地方出身者にいたっては、60%以上が興味をもっているという結果でした。
ウィズ・アフターコロナの働き方の変化に伴い、家族との時間の重要性を実感し、
仕事を頑張りつつ、よりゆたかな生活を実現したいと願う方は
さらに増えているのではないでしょうか。
静岡県に根差した転職支援をする当社の実感値としても
新型コロナウィルス問題をきっかけに静岡県へのUターンや移住を本格的に検討される方が
増えているように感じます。
弊社にご相談に来られる方々のお話を聞いていると
「やりがいがあれば地方への転職を検討したい」という思いをもっており
収入をなるべく維持したまま、これまでの経験を活かして活躍できる職場が静岡にあるなら
ぜひ移住を検討したいと考えている方が多いようです。
そこで 本日は、
・静岡出身で地元にUターンしたい
・静岡に魅力を感じ移住、Iターンしたい
と考えている方向けに
「移住」に関わる支援制度(助成金、補助金)についてエリアごとにまとめてみます。
下記は、全て現在2022年4月時点で各自治体のHPで公開されている情報ですが、少しでもご参考になれば幸いです。
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【全域】静岡県内で利用可能
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□移住・就業支援金
首都圏から静岡県に移住し、就職もしくは起業した方に支援金を支給。
(2021年3月から対象範囲が拡大)
<助成金>
2人以上の世帯 100万円
単身 60万円
※2022年4月1日以降に移住した場合は下記も適用
・18歳未満の世帯員を帯同 30万円/人
<対象>
以下いずれも
・直前10年間のうち通算5年以上、かつ直前に連続して1年以上
首都圏に在住していた方(一部地域は除外)
・移住後3ヶ月以上、1年以内
・5年以上 継続して居住する意思があること
以下いずれか
・静岡県のマッチングサイト掲載の就業先に就職した方
・県の支援を受けて起業した方
※2021年3月に下記が追加
・テレワークを行う方
・プロフェッショナル人材事業などを利用して就職した方(専門人材)
・関係人口の要件に該当する方
例:移住前に移住相談や移住セミナーに参加したことがあるなど
▼詳細はこちら
https://iju.pref.shizuoka.jp/news/ijushienkin.html
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【中部】静岡市 で利用可能
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□静岡市空き家改修事業補助金
静岡市空き家情報バンクを利用して、家を購入した方に補助金を支給。
<助成金>
設備や外内装の改修、増築など対象経由のうち1/3
※上限
・子育て世帯 100万円
・県外からの移住 100万円
・静岡市立地適正化計画で定める居住誘導区域に居住 80万円
・上記以外 70万円
<注意点>
予算の兼ね合いもあるため詳細については、必ず事前に静岡市 住宅政策課にお問合せください。
▼詳細はこちらへ
https://www.city.shizuoka.lg.jp/412_000031.html
□結婚新生活スマイル補助金
新婚世帯に補助金を支給。
※2021年度は申請額が予算額に達したため、受付終了※
2022年度の詳細は2022年6月ごろに静岡市のホームページでお知らせがある予定です。
<助成金>
住居費+引越費用 (上限は合計30~60万円)
<対象>
・39歳以下で静岡市内在住
・1年以上 居住する意思がある
※その他 入籍日や所得の要件あり
<注意点>
予算の兼ね合いもあるため 必ず事前に静岡市 青少年育成課までお問い合わせください。
▼詳細はこちら
https://www.city.shizuoka.lg.jp/626_000220.html
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【中部】藤枝市 で利用可能
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□新婚生活サポート補助金
藤枝で新婚生活をスタートする世帯向けに
住まいの取得・引っ越し費用に対する補助金を支給。
<助成金>
最大80万円
<対象>
・夫婦ともに34歳以下
・2022年1月~23年3の間に入籍し、入籍を機に市内に住居を購入もしくは借りている
・2020年分の所得合計500万円未満
などを全て満たす方
※ご自身の所得額は源泉徴収票「給与所得控除後の金額」欄で確認できます。
▼詳細はこちら
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/kikakuzaisei/renkeikoryu/oshirase/16920.html
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その他、入籍後3年以内、子育て前の夫婦が住宅を購入した場合に最大50万円を支給する制度も2020年4月からスタートしています。
(仲良し夫婦移住定住促進事業)
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【西部】湖西市 で利用可能
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■住もっか「こさい」定住促進奨励金
湖西市に移住し、住宅を購入した方に奨励金を支給。
(戸建てだけでなくマンションや中古住宅も対象)
<助成金>
最大100万円
算出方法については詳細URL参照。
<対象>
・40歳未満(夫婦の場合は合計80歳未満)
・10年以上 居住の意思がある
などを満たす方
▼詳細はこちら
https://www.city.kosai.shizuoka.jp/kosai_saiko/topics/6496.html
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その他、
湖西市と企業が連携し、奨学金返還を支援する制度も2020年4月よりスタート。(わ~くわく「こさい」で新生活!奨学金返還支援補助金)
39歳以下の新婚夫婦の移住に際し応援金10万円を支給する制度もあります。(新婚さん「こさい」へおいでん新生活応援金)
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【西部】菊川市 で利用可能
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■若者世帯定住促進補助金
若者世帯の住宅取得費用の一部を補助。
(2021年年6月より【フラット35】地域連携型が利用可能に)
<助成金>
取得費用の1/10以内 上限25万円
※三世帯住宅の場合は上限40万円
<対象>
・夫または妻が40歳未満 (ひとり親も対象)
・賃貸住宅に1年以上 継続して居住している
など
▼詳細はこちら
https://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/toshikeikaku/jyuutakuhojyo.html
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【東部】三島市 で利用可能
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■住むなら三島移住サポート事業
三島市に住宅を購入&移住した若い夫婦に、補助金を支給。
<助成金>
最大100万円
<対象>
・夫婦どちらかが40歳未満
もしくは46歳未満で中学生以下の子がいる
・住宅関連の契約後に夫婦どちらも転入している
・5年以上 居住する意思がある
などを全て満たす方
<注意点>
予算がなくなり次第 受付終了のため
詳細は三島市 計画まちづくり部 建築住宅課 三島住まい推進室までお問い合わせください。
▼詳細はこちら
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn046804.html
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【東部】富士宮市で利用可能
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■移住定住奨励金
県外から移住した若い夫婦が
住宅を購入もしくは戸建て住宅を賃貸した場合に補助金を支給。
(賃貸住宅についてはエリア指定あり)
<助成金>
最大180万円
<対象>
・夫婦どちらかが40歳以下
・世帯全員で転入している
・5年以上 居住する意思がある
などを全て満たす方
▼詳細はこちら
https://www.fujinomiya-life.com/support/
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※上記の支援制度は2022年4月確認時点のものです。
制度変更や予算満了の可能性もあるため、詳細は各自治体にお問合せください。
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いかがでしょうか。
”移住”に”仕事”はついて回るもの。
職場を変えず、テレワークを利用できれば一番ですが、
制度が整っていなかったり、業務上テレワークが難しいという場合は、
新天地で新たな職場を探すこともひとつの手です。
静岡県での転職をお考えでしたら、ぜひご相談ください。
当社のコンサルタントは全員 静岡県内在住で
日々、県内企業の人事・経営者と密にやりとりをしています。
県内のすばらしい企業情報はもちろん、
土地柄や暮らし方を含めてアドバイスをさせていただきます。
「静岡県って住みやすいの?」「どんな暮らし方ができるの?」
そんな疑問をもった方のために・・・・
当サイトの「転職コラム&ブログ」では実際に静岡県内に住むコンサルタントが
「リージョナルライフ/静岡暮らし」というタイトルで
静岡県の暮らし・カルチャー・グルメ・子育て・旅行・遊び情報など静岡県の魅力をお届けしています。
ぜひ併せてご覧ください。
その他、静岡への移住に関わる情報は
静岡県公式の移住・定住情報サイト「ゆとりすと静岡」で確認できますので
気になる方は参考サイトURLよりチェックしてみてください。
参考サイトURL
https://iju.pref.shizuoka.jp/