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【2026年3月更新】データで読み解く静岡県の最新雇用情勢と、静岡県へのUIターン転職のポイント



こんにちは。リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)スタッフの大塚です。
静岡県へのUターン、Iターンを検討する際に、最も気になるのが「実際のところ、年収や休日、仕事内容など希望に合致する仕事はあるのか?」という点ではないでしょうか。
静岡労働局が毎月公表している「静岡県内の最近の雇用情勢」の最新(令和8年1月分)の雇用指標に基づき、注目すべき3つのポイントを解説します。

はじめに:そもそも「有効求人倍率」とは?


最新のデータを見る前に、まず「有効求人倍率」について簡単にご説明します。
これは、仕事を探している人1人に対して、企業から何件の求人があるかを示す指標です。

・1.0倍より高い場合:人を探している企業が多く、求職者が仕事を選びやすい「売り手市場」です。
・1.0倍より低い場合:仕事を探している人が多く、就職の競争が激しい「買い手市場」となります。

例えば、最新の静岡県の有効求人倍率は1.06倍ですが、これは「仕事を探している人100人に対し、106件の求人がある」という状態を指します。この数字が「エリア」や「職種」でどう変わるかを知ることで、静岡県での最新雇用情勢での転職活動の難易度や有利な進め方をイメージしていただければと思います。

1. 「正社員」の求人倍率は全国平均超え


静岡県の有効求人倍率(季節調整値)は1.06倍となっており、60か月連続で1倍台を維持しています。静岡県の雇用情勢の大きな特徴は、「正社員」の有効求人倍率からわかる正社員雇用の底堅さです。

・静岡県の正社員有効求人倍率:1.07倍 (前年同月比 0.02ポイント減少)
・全国の正社員有効求人倍率:1.04倍

前年同月比ではわずかに減少しているものの、全国平均を上回る水準を維持しています。静岡県内の企業が「長期的に活躍する正社員」を確保しようとする意欲は、全国的に見ても依然として底堅いことがわかります。

2. エリアによる「温度差」を理解する:中部・静岡市圏が牽引


静岡県内でも、地域によって求人状況には明確な差が出ています。エリア別の有効求人倍率(原数値)を見てみましょう。

|地域有効求人倍率(原数値)主な特徴




・中部:1.30倍(前年同月比 0.03ポイント上昇)
・西部:1.05倍(前年同月比 0.07ポイント低下)
・東部:1.12倍(前年同月比 0.02ポイント低下)



今月は、特に中部エリアの勢いが際立っています。1.30倍という高い水準は、県内他エリアを大きく引き離しており、静岡市を中心としたビジネス・サービス拠点での採用が活発であることを示しています。

3. 産業別・職種別の動向:製造業・卸売・小売が活発


注目すべきは、新規求人数の「常用(正社員など)」の動きです。新規求人数の推移を見ると、静岡の基幹産業である産業が人材確保に動いていることがわかります。

特筆すべき産業分析:製造業の「二極化」と「攻めの採用」




産業別新規求人(常用計)を詳細に見ると、製造業全体が前年同月比で1.2%減となる中で、大きな伸びを示している特定分野があります。

産業細分類新規求人数(常用計)前年同月比
製造業2,938人1.2%減
非鉄金属製造業30人87.5%増
生産用機械器具製造業200人56.3%増


特に「生産用機械器具製造業」の56.3%増という数字に注目してみます。工場で使うロボットや半導体装置、工作機械などをつくるこの業種の伸びは、製造現場の自動化やDX、次世代エネルギー関連の設備投資が極めて活発であることを裏付けています。
また「非鉄金属」の87.5%増も、EV化や新素材へのシフトに伴う構造変化のサインです。これらの分野では、技術職のみならず、生産管理や海外営業といったハイクラスな専門職ニーズが急増している可能性が高いと言えます。


【専門的・技術的職業の即戦力ニーズ】
専門的・技術的職業の有効求人倍率(常用):2.03倍



一方で、事務的職業(0.43倍)や管理的職業(0.36倍)の倍率は低く、二極化が進んでいます。しかし、専門職の倍率が2倍を超えていることは、企業が特定のスキルを持つ「即戦力」を厳選して求めていることを示唆しています。

まとめ:静岡での転職を成功させるために


最新の概況では「改善の動きに一段と弱さがみられる」との見解が示されています。しかし、データの内側を詳細に読み解くと、「正社員」や「専門職」の市場は、依然として全国平均以上のチャンスがあります。

|「リージョナルキャリア静岡」の強み


統計上の「管理的職業」の倍率(0.36倍)を見て不安に思う必要はありません。ハイクラス層向けの「経営幹部」や「重要ポスト」の求人の多くは、一般には出ない「非公開求人」として私たちに託されています。
地元の経営層と直接パイプを持つ私たちだからこそお伝えできる「現場の求人ニーズ」があります。静岡へのUIターンを検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

参考資料: 静岡労働局「静岡県内の最近の雇用情勢(令和8年1月分)」

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