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【2026年2月更新】データで読み解く愛知県の最新雇用情勢と、愛知県へのUIターン転職のポイント



愛知県へのUIターンを検討する際、「製造業の街というイメージはあるが、今の景況感で自分のキャリアに合う求人はあるのか?」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。愛知労働局が毎月公表している「愛知県内の最近の雇用情勢」の最新(令和7年12月分)に基づき、注目すべき3つのポイントを解説します。

|はじめに:そもそも「有効求人倍率」とは?

最新のデータを見る前に、まず「有効求人倍率」について簡単にご説明します。

これは、仕事を探している人1人に対して、企業から何件の求人があるかを示す指標です 。

・1.0倍より高い場合:人を探している企業が多く、求職者が仕事を選びやすい「売り手市場」です。

・1.0倍より低い場合:仕事を探している人が多く、就職の競争が激しい「買い手市場」となります。

例えば、最新の愛知県の有効求人倍率は1.20倍ですが 、これは「仕事を探している人100人に対し、120件の求人がある」という状態を指します。この数字が「エリア」や「職種」でどう変わるかを知ることで、愛知県での最新雇用情勢での転職活動の難易度や有利な進め方をイメージしていただければと思います。

1. 「正社員」倍率は全国平均を上回る高水準

愛知県の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍となっており、全国平均(1.19倍)を上回っています。

正社員有効求人倍率:1.18倍(54か月連続で1倍台を維持)

全国の正社員平均:0.99倍(12月時点データ)

愛知県は、地方へのUIターンで懸念されがちな「非正規雇用の多さ」というハードルが非常に低いのが特徴です。54カ月連続で1倍台を維持していることからも、日本屈指 of 産業集積地である愛知県において、企業が事業の継続性と成長を担保するために正社員としての「安定したポジション」「責任あるポジション」を継続して募集していることがわかります。


2. 「専門的・技術的職業」有効求人倍率:2.32倍が示す「人材の争奪戦」

専門的・技術的職業従事者の有効求人倍率は2.32倍。中でも職種別の動向は注視すべきデータです。

専門的・技術的職業従事者 製造技術者(開発):2.66倍

専門的・技術的職業従事者 製造技術者(開発を除く):0.73倍

愛知県では「特定の専門性を持ち、新製品開発設計・研究・先行技術ができる」高度専門人材の需要が非常に高いです。一方で、生産寄りの技術職は求職者数が上回っており、職種間で需給の二極化が進んでいることがうかがえます。一言で言うなら、「現場は足りているが、開発・高度技術人材が圧倒的に不足している産業構造」であり、愛知県の企業の採用ニーズがモノづくりの量より質へとシフトしていることがわかります。


3. 名古屋市内の新規求人倍率は「3.91倍」。ビジネスの中心部における圧倒的需要

新規求人倍率は「景気の先行指標」と呼ばれます。企業が「新規事業を始める」「組織を強化する」と決めたとき、真っ先に上がるのがこの数字です。その月に"新しく"出てきた求人・求職だけの数字で出すため、マーケットの最新の変化が現れ「今、企業がどれほど熱心に新しい人材を求めているか」という企業の今の採用意欲がわかります。


<エリア別の新規求人倍率(原数値)>


名古屋:3.91倍 名古屋駅周辺や栄など、ビジネスの主戦場となるエリア。仕事を探す人1人に対し、4件近い求人が存在します。ここには、DXを牽引するITリーダーや経営戦略を担う幹部候補など、組織の意思決定に直結するハイクラスなポジションも集中しています。

西三河:2.16倍 岡崎、豊田、刈谷など西三河の重要拠点。自動車産業に関連する高度な技術が集積する産業拠点エリア。

東三河:1.92倍 豊橋、豊川など日本のものづくりを下支えする実力派の産業集積エリア。依然として高い労働需要を維持しています。

冒頭でお伝えした通り、有効求人倍率(既存求人+新規求人)という「転職マーケットの土台」において、最新のデータでは1.20倍と全国平均を上回る水準で推移しており、愛知県は非常に安定した雇用基盤を持っていることがわかります。一方で、今まさに生まれている求人の勢いを示す「新規求人倍率」において、例えば名古屋エリアでは、この数値が3.91倍。これは、市場全体の安定した地盤の上で、組織の変革や新プロジェクトを牽引するリーダーを求める「鮮度の高いチャンス」が、今現在、豊富に供給されていることを意味しています。


まとめ:愛知県での転職を成功させるために

愛知労働局は「雇用情勢は求人が求職を上回っているものの、物価上昇の影響等に注意が必要」としています。

一方で、データの内側を読み解くと、活発な求人状況や、製造業の高度化に伴う専門人材への熱意は依然として極めて高い状態であることがわかります。

私たちは日頃、愛知県の経営者や人事責任者から、直接以下のような相談をいただきます。

「EV化・DX化を推進できるリーダーが、公募では見つからない」

「組織強化のために、マネジメント経験者を極秘で迎え入れたい」

そして、企業と課題解決のために「どんな人が必要か」を考えた時、それは「次世代事業の責任者」や「組織文化を刷新する人事幹部」といった経営戦略に直結する重要ポジションであることが多いです。

そのため、こうしたポジションを、求人サイトには掲載されない「非公開求人」と呼ばれる『表には出さない特別な求人』として、託されています。

「自分の高いスキルを活かせる場が、愛知にはある」 という確信を持っていただくために、私たちは一般的な統計数字だけではわからない「愛知県の企業一社一社の個性」や「非公開求人」についてお伝えします。

戦略的なUIターン転職を全力でサポートいたします。

まずは一度、これまでのキャリアと、これからの希望を聞かせてください。


愛知県の求人をお探しの方へ

具体的なご希望に応じて、マッチする求人ポジションをサーチいたします。
Webには公開されていない「非公開求人」も含めてご紹介できる可能性がございますので、まずは転職支援サービスにご登録の上、コンサルタントにご相談ください。

参考資料: 愛知労働局「愛知県内の最近の雇用情勢(令和7年12月分および令和7年分)」
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年12月分及び令和7年分)