転職コラム&ブログ

ライフステージが変わる女性が描くキャリアの形と難しさ― 働く女性として歩む私の実体験 [転職・キャリアコラムVol.197]

こんにちは。リンク・アンビション コンサルタント植松です。

あっという間に2025年も残りわずか。皆さんにとってはどんな1年だったでしょうか。
転職をされた方にとっては、時間の流れが早く、変化の大きな年だったかもしれません。一方で、転職を考えられている方にとっては、自身のキャリアや生活を見つめ直す時間が多く、期待と悩みが入り混じった一年だったと思います。

私自身にとっても、非常に意義のある1年でした。

今回のコラムでは、「自分のキャリアと生活をどのように描いていくのか」について、まさに現在進行形で悩み、模索している私自身の実体験を書かせていただきます。
特に、ライフステージが変わる女性のキャリア設計に関して悩まれている方の参考になれば嬉しいです。



このコラムでは以下の項目についてお話します。



 【 目次 】 

 

ⅰ)27歳 × 転職 【自分の納得する働き方を探して】


私は、新卒入社から3年10か月で、大好きだった仕事に区切りをつけ、2022年1月に現職へ転職しました。

転職を決断した理由はこの2つです。

①働き方の改善
②何歳になってもできるだけ自分の納得する姿で仕事をしていたいから

その理由の根幹には、「女性としてライフステージが変わっても、やりたい仕事や、描きたいキャリアを諦めたくない」という思いがありました。

新卒でがむしゃらに働いていたらあっという間に3年が過ぎ、気づいたら27歳が目前。「このままの働き方で良いのか」「これからの生活をどう描きたいのか」仕事軸と生活軸の両面から、自分の在り方を見つめ直しました。

↓私が考えた2つの軸。
・仕事軸:どんな思いで働きたい?どんな働き方を続けたい?
・生活軸:結婚・出産・家族との時間など、ライフステージの変化に伴い、自身の生活をどう描きたいか(プライベートでの目標)

男女問わず、30歳目前になると「ぼんやりとこのままでいいのか」と考える方は多いと思います。
実際に、私がキャリア面談を担当する中でも、そのような理由でキャリア相談をいただくケースはよくあります。むしろ明確化されている方のほうが少ないです。
それでも焦らず、その時点でやりたい仕事や、なりたい姿が想像できなくても大丈夫だと思っています。

私は、将来を考えるうえで一番大切なことは、
「自分を好きでいれる仕事かどうか」
「自分を大事にできる環境かどうか」

だと感じています。

転職理由は人それぞれです。
ぜひ、自分にとって幸せな選択ができるように、、優しい気持ちで自分と向き合ってみてください。

ⅱ)30歳 × 妊娠  【描いた未来と現実のギャップ】


現職で3年が経過し、30歳になったタイミングで、私のライフステージに大きな変化がありました。
順調にいけば、2026年の1月末から産前産後休業、いわゆる産休に入る予定です。

転職当初から「将来そうなっても大丈夫」と想定しておりましたが、実際には体調の関係で、この夏は仕事がまったくできない時期もありました。
初めての経験に大きな不安と焦りが重なり、「大丈夫だろうか」「今の自分でやっていけるのか」と、頭の中は不安でいっぱいでした。

さらに、現職では女性コンサルタントで産休・育休を取得するのは私が初めて。
当然、社内準備や共有事項が多く、恥ずかしがっている場合ではない状況でした。
思い切って周囲に頼りながら進めるしかなく、日々助けてもらってばかりでした。
第一号だからこそ大変なこともありますが、「サポートを受け入れることも大切な能力」だと学ぶ機会になりました。社内の仲間にはとても感謝しています。

正直、この先の未来が想定通りにいくとは限りません。

それでも、ライフステージが変わってもなりたい自分でいられるように描き続けたい。
そんな思いを忘れず、今できることをひとつずつ積み重ねています。

そして、今の目標は、これをきっかけに【自分の変化に、自分自身が慣れて行くこと】です。


ⅲ)ロールモデルとは? 【一人の完璧な誰かを探さなくていい】


女性がキャリアを考えるとき、「ロールモデル」という言葉をよく耳にします。

ロールモデルとは、考え方や行動の模範となる人物のこと。

私も、目指したいロールモデルをいろいろな角度で考えていました。
しかし、妊娠・出産・復帰といった大きなイベントは、仕事内容、職場環境、家族構成、生活リズム、価値観… あたりまえですが、誰一人として同じ状況ではありません。
そのため私は、「この人をロールモデルにしなきゃ」という見えない縛りに苦しさを感じる時期がありました。

だからこそ、周囲に外から見て、似た環境の人がいると「このような人がロールモデルになるかもね」、という周りのありがたい言葉に、頭ではわかっていながらも上記の理由から違和感を覚えることがありました。参考になることは確かにたくさんありますが、ロールモデルという固定概念が先行して、この人のようにならなきゃだめだ、という見えない縛りに悩んでいたのです。

しかしやっぱり、キャリアと私生活において、私自身が大切にしたいことは、「自分を好きでいれる仕事かどうか」「自分を大事にできる環境かどうか」ということでした。

そんないろいろと悩んでいた時に、アドバイスを受けた一つが「モザイク型ロールモデル」
簡単にいうと、複数人から「良い部分」を参考にする方法です。
例えば、
・この人の働き方は参考になる
・この人の価値観は素敵
・この人の家族との向き合い方が好き
そんなふうにパーツを組み合わせて自分のキャリア像を作っていくイメージです。
これを知った時、「モザイク型ロールモデル」なら、身近な社内限定で探す必要もないですし、周囲との比較に対する悩みも減りそうだと思いました。また、ステージの変化に伴い更新できる期待も持てました。

そして何よりも楽になりました。

一人の完璧な誰かを目指さなくていい。
ステージが変われば、ロールモデルも更新していい。
そう思えるようになりました。

最後に


転職してから今まで、私は多くの学びを得ました。
・自分が大切にしたい価値観が明確になったこと
・一人では仕事はできないと痛感し、周囲に感謝できるようになったこと
・ライフステージの変化を前向きに捉えられるようになったこと
これらのことは私にとって大きな成長です。

環境も価値観も違うから、自分と完全に同じ人はいません。
だからこそ、自分を大切にできる選択を柔軟に続けてほしい。

長くなりましたが、このコラムが、同じように悩む方にとって少しでも参考になれば幸いです。
これからも皆さんが最適なキャリアを描けるよう、私自身の経験を踏まえながら伴走してまいります。

 

 

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植松 梢

この記事を書いたコンサルタント

植松 梢

UEMATSU KOZUE

AREA:静岡

一人ひとりの大切な転職とキャリアに寄り添い、伴走して全力でサポートいたします。女性のライフイベントに応じたキャリアのご相談も得意としています。また、静岡県・愛知県の暮らしやエンターテインメントなどの地域の魅力についても情報発信していますので、お気軽にお問い合わせください。