【30代からのキャリアチェンジは難しい?】成功するための準備と行動とは [転職・キャリアコラムVol.189]
コンサルタント 荒井転職を考えたら(転職活動・情報収集)
2025年9月10日(水)
こんにちは。リージョナルキャリア愛知(株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの荒井です。

はじめに
30代になると、仕事に慣れて安定感が出てくる一方で、ふと「このままでいいのだろうか?」とキャリアについて見つめ直す方は少なくありません。
・成長が頭打ちに感じる
・やりがいを見失ってしまった
・家庭やライフスタイルの変化で働き方を変えたい
そんなときに思い浮かぶのが「キャリアチェンジ(職種や業界の変更)」です。
ただし、20代と比べるとキャリアチェンジの難易度は上がるのも事実。では、どうすれば後悔のないキャリアチェンジを実現できるのでしょうか。
この記事では、以下の3つの視点で解説します。
・30代のキャリアチェンジの難易度
・キャリアチェンジに成功しやすい人・難しい人の特徴
・キャリアチェンジで後悔しないために実行すべき行動
1.30代のキャリアチェンジは本当に難しいのか??
難易度は「20代より高め」
30代になると、企業から求められるスキルや経験のハードルが上がるため、未経験職種への転職は難易度が高くなります。特に30代となるとマネジメント経験や業務スキルが重要視される傾向が強いため、「未経験歓迎」のポジションが20代ほど多くありません。
イメージすると…
・20代は「これから伸びそうだから採用して育てよう」
・30代は「即戦力としてどこまで会社に貢献できるか見たい」
この違いが、難易度の差につながります。
しかし、「全く無理」ではない
一方で、30代だからこその強みもあります。
・20代と比べた社会人経験の差(仕事への責任感、業務の進め方の理解)
・責任感やコミュニケーション能力(周囲との信頼関係を築ける)
これらは20代にはまだ足りない部分。採用側も「この人なら育てる価値がある」と判断すれば十分に採用対象になります。
特に以下のような業界・職種は、30代からの転職者も受け入れやすい傾向にあります。
・ITエンジニア(未経験者向けスクールや学習サービスが豊富)
・Webマーケター(副業やオンライン講座でスキルを磨きやすい)
・人事・広報(社内経験からの転換がしやすい)
・営業(業界を変えても活かせるスキルが多い)
2.キャリアチェンジしやすい人・しにくい人の特徴
キャリアチェンジしやすい人の特徴
特徴 | 理由 |
・柔軟性がある | ・新しい環境や業務を素直に吸収できる |
・自発的に学ぶ姿勢がある | ・資格取得やスキル習得に積極的 |
・自分の強みを言語化できる | ・異業種でも通じる「汎用スキル」をアピールできる |
・経済的・精神的に余裕がある | ・焦らず慎重に選べる |
キャリアチェンジしにくい人の特徴
特徴 | 理由 |
・「やりたいこと」が不明確 | ・志望動機が弱く、面接で苦戦 |
・現職への不満だけが転職理由 | ・ネガティブな動機は採用側にマイナス印象 |
・とりあえず「未経験歓迎」を探す | ・競争が激しいため、意欲の高い人に埋もれる |
・収入維持・アップを最優先 | ・キャリアチェンジ後は一時的に収入が下がる可能性の方が高い |
3.後悔しないキャリアチェンジのためにやるべきこと
まとめ
30代からのキャリアチェンジは、決して簡単ではありません。
しかし、自分自身の強みを理解し、戦略的に準備することでキャリアチェンジできる可能性は十分にあります。
転職市場で求められるのは「たとえ未経験だとしても、戦力になりそうな人」です。
そのためには、準備と実績をつくるための行動が何より重要です。
焦らず、着実に、自分にとって納得のいくキャリアを一歩ずつ築いていきましょう。
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この記事を書いたコンサルタント
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