NEWS

【2025年3月更新】静岡県の最新雇用情勢|有効求人倍率は 1.10倍(対前月 +0.02 pt)


静岡労働局から、2025年1月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。


現在の静岡県内の雇用情勢概況


topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率:1.10 (前月+ 0.02 pt
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数:11,551 人(前年同月比 - 4.4 % 
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 :23,110 人(前年同月比 7.2 %



 <有効求人倍率とは>
 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。 

【算出方法】
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】
 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある) 
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況) 
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

※景気動向指数としての側面があります。
 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」 
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。


求人倍率


有効求人倍率(季節調整値)は 1.10 /対前月 0.02 pt 増加
新規求人倍率(季節調整値)は 2.04
/対前月 0.15 pt 増加
正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.08 /対前年同月 0.06 pt 減少





出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」





求職の状況


新規求職者数は 11,551 人 / 対前年同月比 4.4 % 減少
 (一般/対前年同月比 6.4 減少、パート/対前年同月比 1.3 減少
雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 16,861 / 対前年同月比 1.4 増加
雇用保険受給者実人員は 12,029 / 対前年同月比 4.9 % 増加



求人の状況


新規求人数は 23,110 /対前年同月比 7.2 減少
(一般/対前年同月比 4.4 % 減少、パート/対前年同月比 11.6 % 減少

就職の状況


就職件数は 2,006 /対前年同月比 4.0 % 減少
就職率は 17.4 %/対前年同月比 0.1 % 増加
(一般/対前年同月比 10.1 % 減少、パート/対前年同月比 2.7 % 増加

   


  

現在の日本国内の労働力調査

topics  就業者数  : 就業者数は 6779 万人(前年同月比 +65 万人)  30か月連続の増加
 完全失業者数: 完全失業者数は 163 万人(前年同月と同数)
 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.5 %       前月と同率


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」



<完全失業率とは>
総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。 
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。  

【算出方法】
完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100 
※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。