職務経歴書に説得力をつけるSTARメソッド [転職・キャリアコラムVol.174]
コンサルタント 池戸転職を考えたら(転職活動・情報収集)
2025年2月19日(水)
こんにちは、株式会社リンク・アンビションのキャリアコンサルタント 池戸です。
弊社では、転職希望者の支援の一環として、職務経歴書の添削も行っています。
日々多くの職務経歴書を拝見する中で、面談で伺った経歴と書類の印象にギャップがあることが少なくありません。つまり、職務経歴書で自身の実績を適切に表現できていないケースです。
一方、先日拝見した新卒3年目の若手営業の方の職務経歴書は、実績がとても明確に表現されていました。その秘訣は、『STAR』というメソッドに沿って記述されていたことです。

STARメソッドとは?
STARはそれぞれ「S(Situation:状況)」「T(Task:課題)」「A(Action:行動)」「R(Result:結果)」を表しており、その4つの観点で情報を整理すると、実績だけではなく【思考のプロセス】を明確にできるといわれています。
STARは面接時のジャッジに用いられることがあり、AmazonではSTAR面接として求職者向けの応募ページで触れていますし、Googleでも行動面接としてSTARに則った質問が行われるようです。

(参考:Amazon公式ホームページの求職者向けページ)
STARメソッド4つの観点
・S(Situation:状況)
その時おかれていた状況、課題、背景を整理してできるだけ詳細に記載します。実績をストーリーとして表現する上での舞台にあたります。
よく実績などで「目標達成率120%」といった数値結果を記載いただくことがありますが、その会社にいない限りその”すごさ”は客観的にはわかりません。そのため、状況を書くことで達成難度を選考企業に伝えることができます。
・T(Task:課題)
状況に対する自分の役割、どんな目標に向かっていたかを記載します。「なぜそれが課題なのか」「誰がそのタスクを設定したのか」を具体的にしていくとより効果的です。
・A(Action:行動)
課題の達成に向けて、どのような行動をしたかを記載します。上記のSとTを踏まえ、なぜその行動を選んだのかに触れていきます。これは1つに絞られることは少ないと思うので複数の記述もOK。
・R(Result:結果)
行動に対する成果を整理して記載します。定量的に表すことができるとベターですが、職種によっては周囲からの評価、フィードバックなどもOKです。
STARメソッドのメリット
上記の4つを埋めていくとわかりますが、「状況」から「結果」までをストーリーで表現できる、という点が大きなメリットです。「目標達成率▲%」という定量的な数字だけだと伝えきれない背景を伝えることができるので、数字に現れない実績の表現に有効ですし、企業としても思考のプロセスがわかるので”成果の再現性”の判断ができます。
また情報が整理されているので、理路整然と相手にも伝わり、そのまま話すことで面接でも活用できます。
STARメソッドの例文
以下はリージョナルキャリアからダウンロードできる職務経歴書のサンプル内の実績記述です。
しっかり数字で表現されており、アプローチ方法まで記述があるため、実際はこの表記でも大きな問題はありません。これをSTARに則って記述すると以下(ある程度想像で補っています)。
いかがでしょうか。
静岡太郎さんがどんな風に考え成果に至ったかが少しわかりやすくなったと思います。
職務経歴書は長すぎてもよくないので紙幅が限られますが、この観点でまとめることの有効性を意識して記載いただければと思います。
職務経歴書の添削は常に行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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