子育て前・子育て世代必見!2023年、静岡県で損をせず転居、移住、そして住宅を取得する為に知っておきたいこと! [転職・キャリアコラムVol.116]
コンサルタント 植松静岡県の暮らし・制度静岡県へのU・Iターン
2023年05月02日(水)
こんにちは。リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの植松です。
▼前回記事に引き続き、住宅関連についてお話しします。
今回は、静岡県での暮らしを始める上で大事な補助金や、住宅を取得する際の国の支援についてご紹介致します。
2023年も、住宅の取得に関する補助金がありますので、損せず取得するための参考にしてみてください。
自治体により、条件や内容が大きく異なりますので各サイトも合わせて確認してみてください。
住まいに関する静岡県内の補助金、支援に関して
まずは、県内の住まいに関する補助金、支援に関してです。
今回は中部エリアをメインにいくつかご紹介致します。
住まいに関する補助金は大きく分けて2つあります。
①【住宅を購入、賃貸する場合の補助金】
②【静岡県内へ移住をする場合の補助金、支援】です。
①【住宅を購入、賃貸する場合の補助金】
(静岡市ー駿河区、葵区、清水区)
静岡県へUIターン転職の際、居住地として県庁所在地である静岡市を検討される方が多いと思います。
静岡市は、県内の中でも補助金が比較的少ないエリアです。
ですが、対象となれば適用可能ですので、静岡市での住宅購入、賃貸の場合は、確認が必要です。
以下 静岡市が行っている支援事業の一例です。
<新築住宅に関する支援事業>
・地域材活用促進事業
内容:住宅の新築に対する支援(静岡市で伐採し製材された構造材(柱・土台)及び内装材(床・羽目)をプレゼント)
要件:静岡の地元木材を使用して建設された住宅を取得すること 他
<賃貸住宅に関する支援事業>
・特定優良賃住宅子育て支援事業
内容:賃貸住宅に住む予定の方に対する支援(月額契約家賃の40%(限度額4万円)住宅や部屋による)
要件:子育て世代(小学校6年生まで)且つ世帯収入が条件以内であること
<住宅のリフォームに対する支援事業>
・静岡ひのき・杉の家推進事業(柱・土台100本プレゼント事業)
内容:静岡市で伐採・製材された構造材(柱・土台)及び内装材(床・羽目)をプレゼント
要件:静岡市内に住宅を建築(新築・建替・増改築)し居住する方
等です。
静岡市は、地域活性や地元資材の有効性、子育て世帯への平等な居住環境の提供を支援しています。
これは、静岡の地元木材を利用することで、木材を活かした暮らしの快適性と、
事業発展、そして教育世代への安心・安全を目指していると言えます。
ほかにも、住宅の融資に対する支援、設備の設置に対する支援も行っています。
詳しくは
静岡市公式サイトをご覧ください。
(藤枝市)
藤枝市には、住まいに関する補助金が多様に準備されています。
<新築住宅取得に対する支援>
・子育てファミリー移住定住促進事業(新築住宅取得事業)
内容:工事請負金額(注文住宅)または不動産売買契約金額(建売住宅、新築マンション)
(計算:補助対象経費 × 補助率1/2
ただし、市外からの転入世帯は50万円、市内住宅からの転居世帯は30万円が上限)
令和5年度から、親世代と同居または近居
(同一小学校区または1km以内に居住)する場合、補助金額に30万円を加算
要件:新築住宅・新築マンションを建築または購入し、住民票を異動した子育てファミリーであること
<新築住宅、賃貸住宅への引っ越しに対する支援>
・子育てファミリー移住定住促進事業(新築住宅移転事業)
内容:引越し業者への支払い済の費用
(計算:補助対象経費 × 補助率1/2 ただし、50万円が上限)
要件:市外から転入した子育てファミリーであり、
新築住宅、新築マンション、賃貸住宅へ住民票を異動した者であること
<新婚生活、子育て前夫婦の暮らしに対する支援>
内容:新築住宅取得事業、新築住宅移転事業、賃貸住宅移転事業
要件:結婚後3年以内の子育て前の夫婦世帯(転入・転居時点で夫婦とも40歳未満)であること
等です。
藤枝市ならではの支援が毎年用意されていますが、各種予算・申請時期もありますので、
藤枝市に居を構える場合は、注意してご確認ください。
ほかにも、住宅の融資に対する支援に対する支援を行っています。
詳しくは
藤枝市公式サイトをご覧ください。
藤枝市では、2021年に藤枝市民大学が開学し、いつからでも学び、だれでもチャレンジできるまち作りを目指しており、市外、県外から転居、移住する子育て世代~幅広い世代をさまざまな面から支援しています。転居、住宅購入に関する補助金として最大100万円の助成があります。転居、住宅取得をする参考にしてみてください。
②【静岡県内へ移住をする場合の補助金、支援】
次は、県内へ移住する場合についてです。
静岡県では、東京圏から静岡県に移住して就業した方に「静岡県移住・就業支援金制度」を実施しています。
・静岡県移住・就業支援金制度
内容:世帯での移住の場合 100万円(単身での移住の場合 60万円)
18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合、18歳未満の世帯員一人につき100万円を加算します。
(2023年4月1日以降に静岡県に移住した方から適用
※2023年3月31日以前に移住した場合は30万円/人)
要件:東京圏から静岡県に移住して就業・起業等した方
UIターン転職者の中には、上記要件に当てはまる方も多いかと思います。
各市町で、本制度以外にも移住者への様々な支援制度を設けています。
例えば焼津市では、市外、県外からの移住者に寄り添ってサポートしてくれる環境があります。
それが、
焼津市移住定住総合支援サイトです。
焼津市に移住をすることを検討している方に対して、なぜ移住をするのか、どんな仕事があるか、どんな街なのか、どこに住んだらいいのか、等【移住】に関する悩みや不安をサポートしてくれます。
子育て日本一を掲げ、海と山の自然を活かし子供たちが安心して楽しく過ごせるような手厚い支援も年々増え続けています。
その他、静岡県では住宅取得、転居、移住に関する支援や補助金があります。
UIターン先に応じて異なりますが、県内で安全、安心して住んでもらう為に各エリアの特長を活かしたサポートが受けられますので、是非住まいを検討される際には、利用することをおすすめ致します。
申請を検討している方は、各市町の担当窓口にお問い合わせください。
住宅を購入する際に利用できる国の支援に関して
次に、一般的に住宅を取得する際に利用できる国の支援についてです。
ここ最近は、新築住宅及びマンションを購入する方向けにさまざまな政策があります。
2023年は、以下の政策を利用することが可能です。(※併用不可の制度もありますのでご注意ください)
・こどもエコ住まい支援事業
内容:最大100万円の補助金
要件:子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかである。
こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約を締結し、住宅を新築する方。
・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金
内容:最大112万円の補助金
要件:太陽光パネルや蓄電池を使い、実質的なエネルギー純量がゼロになる家の取得
・地域型住宅グリーン化事業
内容:最大150万円
要件:省エネルギー性能や耐久性能等に優れた木造住宅の取得
・住宅ローン減税(新築住宅:13年、中古住宅:10年)
要件:2025年まで4年間延長。取得したマイホームに2025年末までに入居。
・住宅取支援贈与の特例
内容:最大1000万円非課税
要件:各種条件を満たす方
・自治体の補助金制度(上記記載の補助金等)
等です。
ご自身の住むエリアと住宅を構えるタイミングを考慮したうえで、県内の支援、そして国の政策を上手に利用してみてください。
前回のコラムでお伝えしたように、静岡県に住む上でのメリット・デメリットをふまえて、上記支援や政策を活用しつつ賢く住むための参考にしていただければと思います。
UIターン転職を検討されている方は、転職×住まいの観点からもサポートさせて頂きますので、是非ご相談ください。
おまけ:子育て世代注目の焼津駅近の新スポット!紹介
【
ターントクルこども館】
おもちゃと絵本、様々な遊びを子どもを中心とした多世代で楽しめる新しいカタチの子育て支援施設です。
子育て世代は勿論のこと、幅広い世代の方が楽しめるスポットです。
(「ターントクルこども館」公式サイトより)
国内最大級の木のたまごプールがあり、肌ざわりのいい木材でつくられたおもちゃを通じて、漁港町である焼津の文化や自然を感じながら学ぶことができます。
(「ターントクルこども館」公式サイトより)
是非お近くに行かれた際は、寄ってみてください。
また、子育て向け最新スポットもあわせて紹介致します。
この記事を書いたコンサルタント:
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