お知らせ 2022年11月2日
愛知労働局から、9月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。
───【topics】───
● 求人倍率 ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.43 倍(対前月 +0.01 pt)
● 求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 : 46,042人(対前月 -6.3 %)
● 求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数: 18,780 人(対前月 +3.5 %)
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9月の有効求人倍率は1.43倍、企業の求人数を働く場所ごとに集計した「就業地別」では1.39倍と、愛知県では8月を上回りました。
愛知労働局は「基本的に求人数は製造業を中心に持ち直しの動きが継続している状況」としています。
一方、「引き続き今後の新型コロナウイルスの感染状況や半導体の供給制約、それに円安などの雇用への影響を注視していく必要がある」と指摘しました。
(参考:NHK NEWS WEB 10月28日)
<有効求人倍率とは>
厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。
【算出方法】
有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)
【数字の見方】
倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)
※景気動向指数としての側面
労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。
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有効求人・求職の状況
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● 全国の有効求人倍率は 1.34 倍 /対前月 + 0.02 pt
● 東海の有効求人倍率は 1.44 倍 /対前月 + 0.01 pt
● 愛知県の有効求人倍率は 1.43 倍 /対前月 + 0.01 pt
● 有効求人数は 138,874 人 /対前月 + 0.9 %
● 有効求職者数は 97,270 人 /対前月 + 0.4 %
(※すべて季節調整値)
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新規求人・求職の状況
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● 新規求人倍率は 2.45 倍 /対前月 - 0.26 pt
● 新規求人数は 46,042 人 /対前月 - 6.3 %
● 新規求職者数は 18,780 人 /対前月 + 3.5 %
(※すべて季節調整値)
───【topics】───
● 就業者数、雇用者数:就業者数は 6766 万人(前年同月比 +40 万人) ★ 2ヵ月連続の増加
● 完全失業者数 :完全失業者数は 187 万人(前年同月比 -7 万人) ★15ヵ月連続の減少
● 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 +0.1pt)
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<完全失業率とは>
総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。
【算出方法】 完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100
※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。