リンク・アンビション
について
転職
をお考えの方へ
中途採用
をお考えの方へ

転職コラム&ブログ

転職で年収アップ!?転職前後の年収を考える [転職コラムVol.099]

こんにちは、リージョナルキャリア静岡(株式会社リンク・アンビション)コンサルタントの池戸です。

私たちが普段面談を行うとき、求職者の方に希望年収を伺うのですが『転職=年収アップできる』という認識をお持ちの方が少なくない印象を受けます。もちろん年収アップとなる事例はありますが、入社初年度は現職同等程度や、(特に都心部からのU・Iターンの場合は)年収ダウンとなるケースも多くあります。
今回のコラムでは、転職による年収の変化について考えてみたいと思います。

統計データから考える


まずは2019年の統計データをご覧ください。
以下はアジア・オセアニア地域の転職前後での年収変化について統計をとったものです。


出所:パーソル総合研究所「APAC就業実態・成長意識調査(2019年)」

 

ほとんどの国で転職で年収で上がった割合が60~80%となる中で、日本は40%台と非常に低い数字となってます。

もちろん経済成長が著しい国との比較も含まれるので一概には言えませんが、日本の転職で年収が上がる傾向は国際的にみても低いとみて取れます。
理由はメンバーシップ型の給与体系など複数あると思いますが、国際的には主要な転職動機が「キャリアアップ」なのに対して、日本は「不満」が転職動機になっているケースがひとつの理由とも言われています。
上記は2019年、コロナ禍以前のデータですが、直近だとどうでしょうか?


出所:株式会社マイナビ「転職動向調査 2022年版(2021年実績)」

 

上記は2021年実績の最新データです。

この数字でも転職前後に年収アップした割合は40%ほど。
「転職=年収アップ」とは到底言えない数字になっています。

 

転職で年収アップになりやすいケース


では、どういったケースで年収アップが可能なのでしょうか?
私が静岡県内や愛知県内でご支援したケースですと以下3つが主なものです。

・ 専門スキル、高難度資格をお持ちの方のケース
その人がいないと事業がままならない高難度資格保持者(第二種電気主任技術者、一級建築士、施工管理技士など)や(特に地方では相対的に少ない)システムエンジニアや法務職など、需要(企業側の採用ニーズ)と供給(転職市場の中での該当者)が著しく乖離があるポジションでは、年収アップしやすい傾向があります。
上記ポジションは採用にとても苦戦しているケースが多く、募集開始から採用まで1年以上かかるケースもざらにあります。そういった状況ですと、併願先に負けないよう高い年収オファーを出すという企業判断になりやすいです。

・ 現職の年収が市場相場と大きな乖離があるケース
在籍している会社の給与水準がもともと低く、現年収が市場相場と乖離があるケース。それ自体が転職理由となっている場合が多く、年収アップが目的となる場合です。現年収が市場相場と比較してどうか、は自分だけでは判断が難しいと思うので、転職コンサルタントに遠慮なくご質問ください。

・ 給与水準がそもそも高い会社のケース
身も蓋もないですが、給与水準が高い会社に転職できれば年収はアップします。上場企業の場合は開示情報で年収の相場感は掴めると思うので参考にするとよいです。ただし、給与水準が高い会社は人気も高いため、採用ハードルは総じて高い傾向があります。

 

年収アップを希望する場合の注意点


その上で、年収アップを希望する際は”自分は年収アップに足り得るか”を論理的に話せるようにしておくことが重要です。自分が入社することでどれくらい利益が出せるのか、何が改善されるのか、など。もちろん入社前なのでシミュレーションの域を出ないと思いますが、転職先の商材の利益率を調べたり、面接の中で転職先の課題を把握したり…などで集められるだけ情報を集め、想像の解像度を上げていきましょう。その上で、具体的な年収アップを希望することで企業も納得感をもってオファーを出すことができます。

 

以上です。

転職での年収アップについてネガティブな書き方になってしまいましたが、これはもちろん転職時(転職した初年度)の話です。弊社の他コンサルタントも書いていますが、入社後の昇進による昇給、残業時間が減ったため時間単価の給与は上がった、など入社時点だけでは判断できないこともたくさんあります。
なので、転職=年収アップの幻想にとらわれないで冷静に転職先を見極めていくことが重要だと思います。

 

この記事を書いたコンサルタント:


池戸 岳 Ikedo Gaku
リージョナルスタイル認定コンサルタント
担当エリア:静岡
1988年、静岡県藤枝市生まれ。
藤枝東高校、埼玉大学を卒業後、静岡県内の地域メディア運営会社に入社。
媒体の広告営業、Webマーケティング担当を経て、
リーダーとして新規事業立ち上げや行政・法人向け基幹系システム営業を担当。
2019年、株式会社リンク・アンビションに入社。

 

静岡県・愛知県に根差した転職支援を行う当社では個別転職相談会を開催しています。

「もし転職したら、年収はどのくらいになりそうか?」「年収UPのためには今のキャリアに何が必要か」など、転職を考えたときにご不安な点や気になる点をぜひご相談ください。

▼静岡県での転職をお考えの方



▼愛知県での転職をお考えの方




< リージョナルキャリア静岡 LINE公式アカウントをはじめました >
静岡の転職・キャリアに関する最新情報収集はこちらから!
ぜひお友だちになってくださいね^^

LINE公式アカウント 友だち追加



< リージョナルキャリア愛知 LINE公式アカウントをはじめました >
愛知の転職・キャリアに関する最新情報収集はこちらから!
ぜひお友だちになってくださいね^^

LINE公式アカウント 友だち追加