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【2024年4月更新】静岡県の最新雇用情勢|有効求人倍率は1.20倍(前月-0.01pt)



静岡労働局から、2024年2月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率:1.20 倍 (前月比-0.01 pt)
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数:10,810 人(前年同月比 -1.0 % 
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 :23,129 人(前年同月比 -3.7 %

 



 <有効求人倍率とは>
 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。 

【算出方法】
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】
 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある) 
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況) 
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

※景気動向指数としての側面があります。


 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」 
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。

 


求人倍率


有効求人倍率(季節調整値)は 1.20 倍 /対前月 0.01 pt 減少
新規求人倍率(季節調整値)は 2.00
倍 /対前月 0.09 pt 減少
正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.12 倍 /対前年同月 0.01pt 増加



出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」


 



 


求職の状況


新規求職者数は 10,810 人 / 対前年同月比 1.0 % 減少
 (一般/対前年同月比 1.3 % 減少、パート/対前年同月比 0.6 % 減少)
雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 13,686 人 / 対前年同月比 1.8 % 増加
雇用保険受給者実人員 11,160 人 / 対前年同月比 9.6 % 増加



求人の状況


新規求人数は 23,129 人 /対前年同月比 3.7 % 減少。
(一般/対前年同月比 0.2 % 減少、パート/対前年同月比 9.1 % 減少)



就職の状況


就職件数は 3,232 件 /対前年同月比 8.9 % 増加。
就職率は 29.9 %/対前年度月比 2.7 % 増加
(一般/対前年同月比 1.2 % 増加、パート/対前年同月比 15.6 % 増加)

現在の日本国内の労働力調査

topics  就業者数  : 就業者数は 6728万人(前年同月比 + 61 万人)  19か月連続の増加
 完全失業者数: 完全失業者数は 177 万人(前年同月比 + 3 万人3か月ぶりの増加
 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.6 %       前月に比べ 0.2 pt 上昇


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」



<完全失業率とは>
 総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。 
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。  

【算出方法】 
完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100 
※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。