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【2023年10月更新】静岡県の最新雇用情勢|有効求人倍率は1.20倍(2カ月連続マイナス)

静岡労働局から、2023年8月の静岡県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。




静岡労働局がまとめた8月の静岡県の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0.02ポイント下回る1.20倍だった。
有効求職者数が0.6%増えた一方、有効求人数が1.2%減り、有効求人倍率が低下した。マイナスは2カ月連続。
県内の雇用情勢については「改善の動きにやや弱さがみられる」と7カ月ぶりに判断を引き下げた。


雇用の先行指標とされる新規求人倍率(同)は前月から0.13ポイント下回る2.02倍となった。
新規求人数は2万2046人と前年同月から6.0%減った。
産業別では、イベントの警備関連の求人が増えた影響でサービス業が伸びた一方、製造業は減少した。

(日本経済新聞 2023年10月3日)

現在の静岡県内の雇用情勢概況

topics 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.20 倍 (前月 ‐0.02 pt)
求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数:10,468 人(前年同月比 +2.8 %
求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 :22,046人(前年同月比 ー 6.0 %

  




 <有効求人倍率とは>

厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】

有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】

倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

※景気動向指数としての側面があります。

労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。


求人倍率


有効求人倍率(季節調整値)は 1.20 倍 /前月 0.02 pt減少
新規求人倍率(季節調整値)は は 2.02 倍 /対前月 0.13 pt 減少
正社員の有効求人倍率(原数値)は 1.04 倍 /対前年同月 0.04 pt 減少


 


出典:静岡労働局「職業安定業務統計資料」



求職の状況


新規求職者数は 10,468 人 / 対前年同月比 2.8 % 増加
(一般/対前年同月比 2.4 % 増加、パート/対前年同月比 3.7 % 増加)
雇用保険業務統計の動きからみると資格喪失者数は 14,805 人 / 対前年同月比 0.2 % 増加
雇用保険受給者実人員 13,329 人 / 対前年同月比 6.1 % 増加

求人の状況


新規求人数は 22,046 人 /対前年同月比 6.0 % 減少。
(一般/対前年同月比 3.9 % 減少、パート/対前年同月比 9.3 % 減少)

   

   

  

就職の状況

  
就職件数は 2,338 件 /対前年同月比 1.0 % 増加。

就職率は 22.3 %/対前年度月比 0.4 % 減少
(一般/対前年同月比 2.0 % 減少、パート/対前年同月比 4.9 % 増加)

現在の日本国内の労働力調査



topics  就業者数  :就業者数は 6773 万人(前年同月比 + 22 万人)  13か月連続の増加
 完全失業者数:完全失業者数は 186 万人(前年同月比 + 9万人2か月連続の増加
 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.7 %       前月と同率

 

出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」





<完全失業率とは>

総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。

【算出方法】

完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。