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【2023年10月更新】愛知県の最新雇用情勢|有効求人倍率は 1.36倍(4か月ぶり低下)

愛知労働局から、2023年8月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。





愛知労働局が29日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.36倍で、前月比0.01ポイント低下した。
低下は4カ月ぶり。
愛知労働局の阿部充局長は「原材料価格が高騰し、建設業の求人が伸びていない」と説明した。

先行指標である新規求人倍率(同)も前月比0.01ポイント低下し、2.39倍となった。
産業別の新規求人数は建設業が前年同月比で10.6%減少した。
建設業の求人は8カ月連続で減少した。製造業は同6%減った。

 (参考:日本経済新聞 2023年9月29日)



現在の愛知県内の雇用情勢概況

topics  有効求人倍率  : 1.36 倍 (対前月 ー0.01 pt)
 新規求人倍率  : 2.39 倍 (対前月 ー0.01 pt)
正社員有効求人倍率: 1.15 倍 (対前年同月 同水準)26か月連続で1倍台

      


<有効求人倍率とは>

厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

 

【算出方法】

有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い(転職しやすい状況)
倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

※景気動向指数としての側面があります。労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。

有効求人・求職の状況


全国の有効求人倍率は 1.29 倍 /対前月 同水準
東海の有効求人倍率は 1.33 倍 /対前月 - 0.01 pt

愛知県の有効求人倍率は 1.36 倍 /対前月 - 0.01 pt
有効求人数は 133672人 /対前月 - 1.0 %
有効求職者数 98,575 人 /対前月 - 0.2 %


 (※すべて季節調整値)

新規求人・求職の状況


新規求人倍率は 2.39 倍 /対前月 - 0.01 pt
新規求人数は 45,397 人 /対前月 + 0.4
新規求職者数は 19,019 人 /対前月 + 1.0 %


 (※すべて季節調整値)


出典:愛知労働局「職業安定業務統計資料」


 

現在の日本国内の労働力調査



topics  就業者数  :就業者数は 6773 万人(前年同月比 + 22 万人)  13か月連続の増加
 完全失業者数:完全失業者数は 186 万人(前年同月比 + 9万人2か月連続の増加
 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.7 %       前月と同率


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」





<完全失業率とは>

総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。

【算出方法】

完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。