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【2023年9月更新】愛知県の最新雇用情勢|有効求人倍率は 1.37倍(前月+0.02pt)

愛知労働局から、2023年7月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。



愛知労働局が29日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍で、前月比0.02ポイント上昇した。
労働局は半導体不足の解消で自動車の生産が回復し、製造業の求人が増えたとみている。
新規求人倍率(同)は同0.23ポイント低下し2.4倍だった。

新規求人数を産業別に見ると、製造業が前年同月比で0.8%増えた。うち自動車など輸送用機械器具関連は2.8%増えた。
一方、建設業は6.1%減った。愛知労働局の阿部充局長は「建設業や一部の製造業などに原材料や光熱費(の高騰)の影響がある」と説明した。

 (参考:日本経済新聞 2023年8月29日)




 

現在の愛知県内の雇用情勢概況

topics  有効求人倍率  : 1.37 倍 (対前月 +0.02 pt)
 新規求人倍率  : 2.40 倍 (対前月 ー0.23 pt)
正社員有効求人倍率: 1.15 倍 (対前年同月 +0.02 pt)

      


<有効求人倍率とは>
厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】
有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い(転職しやすい状況)
倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

※景気動向指数としての側面があります。労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。


 
 

有効求人・求職の状況


全国の有効求人倍率は 1.29 倍 /対前月 - 0.01 pt
東海の有効求人倍率は 1.34 倍 /対前月 - 0.01 pt

愛知県の有効求人倍率は 1.37 倍 /対前月 + 0.02 pt
有効求人数は 135,041 人 /対前月 + 1.5 %
有効求職者数 98,784 人 /対前月 + 0.6 %


 (※すべて季節調整値)
 
 

新規求人・求職の状況


新規求人倍率は 2.40 倍 /対前月 - 0.23 pt
新規求人数は 45,214 人 /対前月 - 3.1 %
新規求職者数は 18,833 人 /対前月 + 6.0 %


 (※すべて季節調整値)


出典:愛知労働局「職業安定業務統計資料」


 

現在の日本国内の労働力調査



topics  就業者数  :就業者数は 6772 万人(前年同月比 + 17 万人)   12か月連続の増加
 完全失業者数:完全失業者数は 183 万人(前年同月比 + 7万人) 3か月ぶりの増加
 完全失業率 : 完全失業率(季節調整値)は 2.7 %       前月に比べ 0.2 ptの上昇


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」





<完全失業率とは>

総務省が発表する統計値の一つで「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。

 

【算出方法】

完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100

※景気動向指数としての側面 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。