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愛知県【最新の雇用情勢】有効求人倍率は1.37倍-2022年6月、前の月から横ばい

愛知労働局から、6月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。


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  topics
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● 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.37 倍 (対前月 同水準)
● 求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数: 18,451 人(対前月 +0.2 %)
● 求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 : 44,717 人(対前月 -4.3 %)
   

愛知労働局は、雇用情勢は持ち直しの動きが広がりつつあるものの
原材料価格の高騰や新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、
「今後の動向を、いっそう注意する必要がある」としています。

     

また「業種ごとに差はあるものの、有効求人倍率は、
前の月から横ばいで持ち直しの動きが広がりつつある状況が継続している」と述べました。
一方で、今後の見通しについて
「円安や原材料価格の高騰、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況などを含め、
いっそう注意する必要がある」と指摘しました。
(参考:NHK NEWS WEB 8月2日)

   

東海財務局では7月の管内の経済情勢報告を発表し
東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)の景気判断は「緩やかに回復している」として4月の前回判断を据え置きました。
有効求人倍率が上昇傾向で、雇用情勢については「緩やかに持ち直している」に上方修正しました。
(参考:日本経済新聞 7月28日)※すべて季節調整値

   

    
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<有効求人倍率とは>
 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】
 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)

 

※景気動向指数としての側面
 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、
 有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、
 新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。
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現在の愛知県内の雇用情勢概況

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有効求人・求職の状況
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● 全国の有効求人倍率は 1.27 倍 /対前月 + 0.03 pt
● 東海の有効求人倍率は 1.40 倍 /対前月 + 0.02 pt

● 愛知県の有効求人倍率は 1.37 倍 /対前月 同水準 
● 有効求人数は 137,679 人 /対前月 + 0.1 % 
● 有効求職者数は 100,459 人 /対前月 + 0.1 %

 (※すべて季節調整値)
 



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新規求人・求職の状況
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● 新規求人倍率は 2.42 倍 /対前月 - 0.12 pt
● 新規求人数 は 44,717 人 /対前月 - 4.3 %
● 新規求職者数は 18,451 人 /対前月 + 0.2 %

 (※すべて季節調整値)  

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 正社員の状況
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● 正社員の有効求人倍率は 1.11 倍 /前年同月より 0.14 pt 増加。 ★12か月連続で1倍台
  (※すべて原数値)   

現在の日本国内の労働力調査

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  topics
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● 就業者数、雇用者数:就業者数は 6759 万人(前年同月比 +21 万人)  ★ 3ヵ月連続の増加
●  完全失業者数  :完全失業者数は 186 万人(前年同月比 -21 万人) ★12ヵ月連続の減少
●  完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 同率)



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<完全失業率とは>
 総務省が発表する統計値の一つで
「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。
 
【算出方法】
  完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100
 
※景気動向指数としての側面
 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。
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出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html