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愛知県【最新の雇用情勢】有効求人倍率は1.37倍-2022年5月、6ヵ月連続上昇

愛知労働局から、5月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

現在の愛知県内の雇用情勢概況

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   topics
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● 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.37倍 (対前月 +0.01 pt )
● 求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数: 18,416人(対前月 -6.2 %)
● 求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 : 46,715人(対前月 -2.4 %)

出典:愛知労働局「職業安定業務統計資料」https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/001188192.pdf
   

愛知県の有効求人倍率は6か月連続で上昇。
持ち直しの動きが広がりつつありますが、 引き続き注意する必要があります。

     

愛知労働局では製造業を中心に求人数は増加傾向にあるものの、
「円安や物価高の影響が続けば雇用が厳しいと話す企業があり、原材料価格の高騰などの影響については注視が必要だ」としています。
(参考:日本経済新聞 7月4日)

   

また、「製造業を中心とした幅広い産業で
生産を回復させる傾向にあることが求人数の増加につながっている」と述べました。
一方で「現時点で、原材料価格の高騰や円安などによる大きな影響が出ているわけではないが
事業所からは、今のような状況が続けば事業活動や求人への影響を懸念する声を聞くので、
今後の動向を注視する必要がある」と指摘しました。
(参考:NHK東海 NEWS WEB 7月1日 13時18分)※すべて季節調整値



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<有効求人倍率とは>
 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】
 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)
 

※景気動向指数としての側面
 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、
 有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、
 新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。
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有効求人・求職の状況
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● 全国の有効求人倍率は 1.24倍 /対前月 + 0.01 pt
● 東海の有効求人倍率は 1.38倍 /対前月 + 0.01 pt
● 愛知県の有効求人倍率は 1.37 倍 /対前月 + 0.01 pt 
● 有効求人数は 137,537 人 /対前月 + 1.3 % 
● 有効求職者数は 100,350 人 /対前月 + 0.2 %
 (※すべて季節調整値)


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新規求人・求職の状況
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● 新規求人倍率は 2.54 倍 /対前月 + 0.10 pt
● 新規求人数 は 46,715 人 /対前月 - 2.4 %
● 新規求職者数は 18,416 人 /対前月 - 6.2 %
 (※すべて季節調整値)  

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正社員の状況
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● 正社員の有効求人倍率は 1.09 倍 /前年同月より 0.17 pt 増加。 ★11か月連続で1倍台
 (※すべて原数値)   

現在の日本国内の労働力調査

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   topics
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● 就業者数、雇用者数:就業者数は 6730万人(前年同月比 +17万人)  ★ 2ヵ月連続の増加
●  完全失業者数  :完全失業者数は 191万人(前年同月比 -22万人) ★11ヵ月連続の減少
●  完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.6%(前月比 +0.1pt)



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<完全失業率とは>
 総務省が発表する統計値の一つで
「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。
 
【算出方法】
  完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100
 
※景気動向指数としての側面
 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。
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