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愛知県【最新の雇用情勢】有効求人倍率は1.36倍-2022年4月、5ヵ月連続上昇

愛知労働局から、4月の愛知県内の雇用情勢について発表がありましたので、詳しくお伝えします。

    

現在の愛知県内の雇用情勢概況

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 【topics】
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● 求人倍率  ≫≫≫ 有効求人倍率: 1.36倍 (対前月 +0.03 pt )
● 求職の状況 ≫≫≫ 新規求職者数: 19,640人(対前月 +1.5 %)
● 求人の状況 ≫≫≫ 新規求人数 : 47,870人(対前月 +2.3 %)

  
 
愛知県の有効求人倍率は5か月連続で上昇。
持ち直しの動きが広がりつつありますが、 引き続き注意する必要があります。
  
愛知労働局では「『まん延防止等重点措置』の解除が、
宿泊業や飲食サービス業を中心とした求人増につながったのではないか。
3年ぶりの行動制限のない大型連休や旅行代金の割り引きもあり、今後への期待感がうかがえる」と述べています。
 
一方で今後の見通しについて
「核となる製造業は堅調で、求人数も基本的には増加傾向が続くのではないかと思うが
新型コロナや原材料価格の高騰、それにウクライナ情勢などの影響については、
引き続き注視していく必要がある」と指摘しました。
(参考:NHK東海 NEWS WEB 05月31日 12時40分)※すべて季節調整値


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<有効求人倍率とは>
 厚生労働省が発表する統計値の一つで「求職者1人に対して何件の求人があるか」を示します。

【算出方法】
 有効求人倍率 = 有効求人数 ÷ 有効求職者数(有効求職者数に対する有効求人数の割合)

【数字の見方】
 倍率「1」:求人数と求職者数が等しい(求職者1人に対して1件の求人がある)
 倍率「1」を上回っている:求職者よりも求人数が多い (転職しやすい状況)
 倍率「1」を下回っている:求職者よりも求人数が少ない(転職しにくい状況)
 

※景気動向指数としての側面
 労働市場の動きは景気とほぼ一致しているため、
 有効求人倍率は景気動向とほぼ一致して動く「一致指数」
 景気が良くなってくると企業が採用を増やすため、
 新規求人倍率は景気動向に先行して動く「先行指数」と呼ばれています。
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  有効求人・求職の状況
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● 全国の有効求人倍率は 1.23倍 /対前月 + 0.01 pt
● 東海の有効求人倍率は 1.37倍 /対前月 + 0.03 pt

● 愛知県の有効求人倍率は 1.36 倍 /対前月 + 0.03 pt 
● 有効求人数は 135,775 人 /対前月 + 1.9 % 
● 有効求職者数は 100,150 人 /対前月 同水準
 (※すべて季節調整値)



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  新規求人・求職の状況
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● 新規求人倍率は 2.44 倍 /対前月 + 0.02 pt
● 新規求人数 は 47,870 人 /対前月 + 2.3 %
● 新規求職者数は 19,640 人 /対前月 + 1.5 %
 (※すべて季節調整値)  


出典:愛知労働局「職業安定業務統計資料」
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/001163076.pdf

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    正社員の状況
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● 正社員の有効求人倍率は 1.11 倍 /前年同月より 0.19 pt 増加。 ★10か月連続で1倍台
  (※すべて原数値)   

現在の日本国内の労働力調査

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 【topics】
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● 就業者数、雇用者数:就業者数は 6727万人(前年同月比 +24万人)  ★ 7ヵ月ぶりの増加
●  完全失業者数  :完全失業者数は 188万人(前年同月比 -23万人) ★10ヵ月連続の減少
●  完全失業率   : 完全失業率(季節調整値)は 2.5%(前月比 -0.1pt)


出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html



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<完全失業率とは>
 総務省が発表する統計値の一つで
「労働力人口のうち働く意思はあるが、就業していない人がどの程度いるか」を示します。
 数値が高いほど、求職活動中の人が多いことを示します。
 
【算出方法】
  完全失業率= 完全失業者 ÷ 労働力人口(就業者+完全失業者)× 100
 
※景気動向指数としての側面
 実際の景気動向と比較して遅れて変動するため「遅行指数」と呼ばれています。
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